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CakePHPのファイル構成

2019.10.17

yamazaki_k

CakePHP

目次

    CakePHPの中身

    アプリケーションフォルダ内は、以下のようなものが用意されている。

    フォルダ名 内容
    bin cakeコマンドのプログラムが収録されているフォルダ
    config CakePHPで利用される各種の設定情報を保管するフォルダ。設定を変更する場合はここにあるファイルを変更する。
    logs ログファイルを保存するフォルダ
    plugins 機能追加のためのプラグインファイルを格納するフォルダ
    src CakePHPのソースコードファイル類を配置するフォルダ。MVCの基本的なプログラムはこの中に作成していく。
    tests テストに関するフレームワークを追加するフォルダ
    tmp テンポラリーフォルダ。プログラム実行中に作成される一時ファイルの保管場所。
    vendor ソフトウェアベンダーが用意するライブラリプログラムが保存されている。CakePHPの本体部分はここにある。
    webroot CakePHPによるWebアプリケーションのルート。ここにファイルを追加すると、それがWebアプリケーションのルートに配置されたものとして呼び出されるようになる。
    .htaccess, index.php このディレクトリのWebサーバーの設定情報と、デフォルトページ(ファイル名を省略したとき、指定のディレクトリでデフォルトで表示されるページ)のファイルになる。

    その他、生成されているファイルはGitやComposerなどに関するファイルであるが、開発で直接編集することはあまり無いので割愛。

    srcフォルダの中身

    CakePHPの開発の中心となるのが、この「src」フォルダ。この中に、アプリケーションで必要となるプログラムなどのファイルを用意していく。

    フォルダ名 内容
    Console コンソールプログラム(コマンドとして実行できるプログラム)を配置するフォルダ
    Controller MVCのコントローラに相当するファイルがまとめられるフォルダ。プログラムの制御に関するソースコードを追加していく。
    Model MVCのモデルに相当するファイルがまとめられるフォルダ。データベースアクセス関係のソースコードを追加していく。
    Shell シェルプログラムのConsoleShell.phpが用意されている。
    Template ビューで使用するテンプレートファイルをまとめておくフォルダ。アクセスした際に表示されるページの内容は、ここに配置するテンプレートファイルとして用意していく。
    View MVCのビューに相当するファイルがまとめられるフォルダ。
    Application.php アプリケーション全体で必要とされる処理などを記載しておくフォルダ。

    webrootフォルダ

    「src」とならんで重要なフォルダが「webroot」。ここには、css, js, imgなどのファイルを配置していく。 

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