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Webデザイナーの年収は? クリエイター系職種について徹底解説!

2021.03.28

torritomm

Webデザイナー

目次

    IT業界といえば、プログラミングやシステム開発を手がけるエンジニア職が人気を集めています。しかし、IT業界にはもう1種類欠かせない職業が存在します。それが「クリエイター系職種」です。

    アプリやシステム、Webサイトの見た目をデザインするのがクリエイター職の役割ですが、仕事内容によっていくつかの職種が存在しています。今回はクリエイター職のなかでももっともメジャーな「Webデザイナー」について、年収から将来性までを紹介します。

    Webデザイナーとは

    Webデザイナーの仕事を一言でまとめるなら、Webサイトの見た目をデザインすることです。クライアントとの打ち合わせを重ねながら、Webサイトのコンセプトやテーマを決定し、それに沿ったデザインを実装するのがWebデザイナーの役割です。

    クライアントの希望通りのWebサイトを実現するためは、配色やフォント、ロゴ・アイコンのデザインなどさまざまな要素を組み合わせる必要があります。細部までこだわったデザインを仕上げることで、市場で評価されるWebデザイナーへと成長できるのです。

    また、WebデザイナーはWebサイトの企画設計やHTML・CSSを使ったコーディングまで、さまざまなスキルが必要とされる職種でもあります。

    なお、Webデザイナーとひとくちにいっても、その働き方にはいくつかの種類があります。

    たとえば、自社のWebサイトのデザインを専門に手がける、社内Webデザイナーという働き方があります。この場合は自社がクライアントとなり、オリジナルキャラクターをデザインしたり、新商品の紹介ページの実装を行ったりする仕事がメインです。

    1つのWebサイトを長期間にわたりデザインしていくので、何種類ものWebサイトを手がけて幅広い経験を積むことは難しいですが、自分の手でWebサイトやキャラクターを育てていく感覚が得られるのがメリットです。

    Web制作会社に勤めるWebデザイナーは、私たちが一般的にイメージするWebデザイナーの仕事を手がけることになります。つまり、クライアントの要望をヒアリングし、それを実装する役割を担うのです。

    プロジェクトごとに手がけるWebサイトが異なりますので、案件によって幅広く経験を積めることがメリットです。IT業界について理解が薄いなど、コミュニケーションが難しいクライアントにあたってしまうと思うように仕事ができない可能性も出てきます。

    Webデザイナーはフリーランスで活動している人も多い職種です。クラウドソーシングなどで案件を得ることが容易という性質がありますので、Web制作会社で何年か経験を積んだ人なら、独立して自由な働き方を追求することも可能です。

    ただし、フリーランスの場合は収入が不安定になりがちで、実力主義の色が濃くなる働き方になります。安定して給料を得ながらスキルアップしたいなら、まずはWeb制作会社などに入社するのが賢明でしょう。

    気になる年収は

    Webデザイナー全体の平均年収は、約300〜400万円というデータがあります。これはIT業界ではやや低めの水準で、Webデザイナーは未経験からでも始めやすく人材が豊富であることが背景にあります。

    Web制作会社やデザイン会社に就職するよりも、広告代理店で働くほうが給料はアップする傾向にあります。具体的には、約500万円ほどの報酬がもらえるようです。フリーランスだと稼げる人と稼げない人の差が大きくなるため、平均年収は約300万円ほどと低水準になる傾向にあります。

    年代別に見てみると、30代までのWebデザイナーで約300万円、40代になると約350万円、50代で400万円を上回るというデータがあります。Webデザイナーは地域によっても年収に差があり、東京はもちろん、大阪・名古屋・福岡といった大都市のほうが、地方よりも年収が高めに設定されています。

    中小企業よりも大企業のほうが給料はアップする傾向にあるため、できるだけ高報酬を得たいと考えるなら、大都市にオフィスを構える大手の広告代理店で働き口を探すというのが最適な戦略となるでしょう。

    なお、自分のコミュニケーション力やデザイン力、そして意志の力に自信がある人であれば、フリーランスとして独立することで会社員以上の年収を手にできる可能性もあります。

    フリーランスなら高単価の案件をたくさん見つけて作業を行うことで、収入を青天井に伸ばしていくことが可能です。一人で大手企業からのデザインを請け負うことができたりすれば、年収1000万円も視野に入ってくるかもしれません。

    必要な技術/資格

    Webデザイナーに求められるのは、「デザイン力」「企画力」「コーディング力」の3つです。

    Webサイトのデザインを専門とする職種である以上、配色や文字設定の基本的なルールを身につけることは欠かせません。デザインのセンスというよりは、「この状況ではこういうデザインを実装すべき」という、定石を覚えることが必要となるのです。

    また、クライアントの要望を形にして、ニーズに応えるWebサイトを提案する企画力も不可欠です。Webサイトを利用するターゲット層を決めてコンセプトを決定したり、さまざまなアイデアを出したりする努力が求められるでしょう。

    Webデザイナーは、デザインソフトを使ってイラストを描くだけが仕事ではありません。HTMLやCSSといったプログラミング言語を使って、Webサイトをゼロベースから構築することも求められます。基本的なプログラミングスキルは、Webデザイナーにも必須の技術なのです。

    以上を踏まえると、あるのが望ましいスキルとしてPhotoshop・Illustratorを扱えるスキルや、HTMLやCSSを使ったコーディングスキルがあげられます。「ウェブデザイン技能検定」「Webクリエイター能力認定試験」などの資格が用意されていますので、これらの資格取得を考えてみてもよいでしょう。

    ただし、Webデザイナーは未経験からでも転職できる職種ですので、あえて資格の勉強から入るよりも、まずはWeb制作会社などに入社して実務経験を積むほうが、長いキャリアを考えたときに有利になりやすいことは覚えておきましょう。

    将来性は?

    今では自社のWebサイトを持っていることが当たり前の時代になっており、より多くのユーザーを取り込むための差別化競争も激しい時代です。次第にWebデザイナーに求められる技量も高くなり、人材ニーズも増加していく傾向にあります。

    Webデザイナーの仕事はこれからも求められ続けることが確実ですので、仕事には困らない将来が想像できます。ただし、プログラミング教育が進むことでWebデザインが一般の人にも広く普及すると、単にコーディングしかできないWebデザイナーな淘汰されていくことでしょう。

    これからも安定して稼ぎ続けられるWebデザイナーになるためには、デザイン力やコーディング力はもちろんですが、クライアントとのコミュニケーションを通じて最適なWebサイトを提案する、企画力の有無が重要になってきます。

    目先のテクニックや資格を重視するのではなく、「あなたにデザインしてもらいたい!」と思ってもらえるような企画力を身につけることができれば、たとえAIがWebデザインを手がける時代になったとしても、稼げるWebデザイナーとして活躍し続けることができるでしょう。

    まとめ:Webサイトの見た目をデザインする職種

    Webデザイナーは、Webサイトの見た目をデザインする職種です。広告代理店やWeb制作会社などに勤め、自社やクライアントのWebサイトをデザインするのが役目です。

    未経験からでも転職しやすいため年収がやや低めなのはネックですが、企画力を磨いてフリーランスでも活躍できるWebデザイナーになることができると、高い報酬も狙うことのできる夢のある職種なのです。

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