フリーランスエンジニアの種類

フリーランスは、「何らかの特化したスキル」により仕事を受注し、報酬を得る、というという働き方になります。フリーランスの仕事が多い職種は、ITエンジニア、コンサルタント系、メディア関係、士業の4種類といわれています。
ここで、ITエンジニア、すなわち「フリーランスエンジニア」の中にも様々な種類があります。以下に大きく3つに分けてご紹介します。

技術スキル系のフリーランスエンジニア

ある技術に特化したスキルを持っているエンジニアです。在宅で単独で仕事をするケースもありますが、プロジェクトのメンバーの一人として常駐参加するケースが多いです。

プログラマ、コーダー

システム開発において、プログラミング言語を用いてプログラミングを行い、仕様書に則った機能を実装していきます。フリーランスでは最も多いタイプのエンジニアです。使用するプログラミング言語によって希少性や需要が異なるため、平均年収が大きく変わることがあります。

マークアップエンジニア、フントエンジニア

マークアップエンジニアは、HTMLやCSSを用いて、webデザインなどを行う職種のことです。フロントエンドエンジニアは、jQuery、Backbone.js、AngularJSなどを活用して、JavaScriptやPHPでのプログラミングを行います。
スマートフォンの普及により、需要は拡大を続けています。

Webエンジニア

WebポータルサイトやECサイトなどのシステムの設計から開発、運用と保守を行います。マークアップエンジニアやフロントエンドエンジニアは主にWebページの動きとデザインを作り、WebエンジニアはWeb上で操作するシステムの開発がメインになります。

エンベデッドエンジニア

家電製品や産業用機器などに組み込まれている(embedded)ファームウェアの設計や開発を行います。スマートフォンの中にもバックライトの自動調節や電話を発信する仕組みなどに組み込み部分があり、需要が大きいです。

ネットワークエンジニア

ネットワークの設計と構築、運用と保守を専門的に行います。ルータやスイッチなどのネットワーク機器、DNS、DHCP、ウェブ、メールなどのサービス、それにファイアウォールその他のセキュリティなど、データ通信に関わる技術全般に明るいことが必要で、ネットワークの構築を行うことが主なミッションです。

データベースエンジニア

データベースの設計と構築、運用と保守を専門的に行います。様々なデータベース製品に精通し、データベースの設計や構築だけでなく、運用設計まで求められることもあります。

サーバエンジニア

サーバの専門家です。ネットワークやデータベースなど、さまざまなサーバの冗長構成、負荷分散、障害対応、セキュリティ対策など、サーバーに関する幅広い業務を担当します。

上流・管理スキル系のフリーランスエンジニア

正社員が多いですが、求められるスキルや経験によってはフリーランスが担うこともあります。平均年収は高めです。

システムエンジニア

顧客が抱える問題を発見し、解決のための要件を定義し、システムの仕様に落とし込んでいくのがミッションです。その後のシステム開発おいても、開発からテストまで、完成するまで一貫して担当します。さらに運用と保守も担うことがあります。プログラミング、データベース、ネットワーク、セキュリティなど、技術的な面の知識も幅広く身に着けておく必要があります。

プロジェクトマネージャ

その名のとおり、プロジェクトの統括責任者です。価格見積もりなどにはエンジニアとしての豊富な知識と経験が必要であるほか、プロジェクトを円滑に推進するためのQCD(品質、コスト、納期)管理などのマネジメントの知識も必要になります。

その他のフリーランスエンジニア

上記以外のエンジニアには、次のようなものがあります。

サポートエンジニア

クライアントに導入したソフトウェアやハードウェアなどのIT製品の技術サポート対応を専門的に行います。電話やメールなどの遠隔対応で、操作方法のアドバイスをしたり、故障の問合せに対応したりするなどのサポートを行います。顧客先に赴いて対応することもあります。

セールスエンジニア

ITの専門知識を有するITエンジニアとして、営業専門のスタッフに同行して営業を行います。訪問したクライアント先では、技術面から交渉や調整などのアドバイスを行いつつ、導入や購入を提案します。

ブリッジSE

日本国外のエンジニアと共同でプロジェクトを行うオフショア開発で、国内のプロジェクトチームとの橋渡し役を行うSEです。現地に駐在したり、テレビ会議などを行ったりして国内外の連携を取る役割を担います。エンジニアとしての実務経験だけでなく、ビジネスレベルの語学力や、文化の違いなどに対する柔軟性が求められます。平均年収は高めです。

フリーランスエンジニアの種類

フリーランスエンジニアの平均年収

フリーランスエンジニアの平均年収は、700万円から1000万円ほどです。一方、会社員エンジニアの平均年収は約500万円です。

金額だけ見ると会社員よりも多いですが、フリーランスはこの中から国民健康保険や年金、税金などを支払う必要があります。そのため、会社員の1.5倍くらいの年収でちょうど同じくらいになります。

フリーランスエンジニアの平均年収に幅があるのは、職種やスキル、年齢(経験年数)などの要素で変わってくるからです。

例えばプログラミング言語では、アセンブラやCOBOLやPL/Iは600万円前後ですが、PHPやRubyは800万円以上、PythonやGoは900万円以上と大きな差があります。

また、プロジェクトでの役割によっても大きく変わります。
運用保守やテストは400万円台なのに対し、要件定義は800万円超、PMは900万円、コンサルは1000万円超にもなります。

以上をまとめると平均年収を上げるためには、以下のことに気をつけてみるとよいようです。

  1. 需要のあるプログラミング言語のスキルがある
  2. 要件定義などの上流工程を担当する(コンサルやSEなど)
  3. マネジメント、管理系の立場になる(PM、チームリーダなど)
  4. 複数のスキルを保有しており、担当できる工程が多い
  5. 経験年数が長く、ブランクがない
  6. コミュニケーション力など、ヒューマンスキルが高い
  7. 商流が浅い(中抜きが少ない)案件に参画する
  8. 儲かっている業界(金融など)や地域(首都圏など)の案件に参画する

フリーランスエンジニアの税金対策

フリーランスでは、日々のお金の計算や確定申告を自分で行わなければなりません。中でも、税金対策は最も重要です。

会社員時代は給与から天引きされていたためにあまり税金を意識していなかった方が多いとかもしれません。しかし、フリーランスエンジニアという個人事業主になり、実際に自分で税金額を計算すれば、できるだけ多く節税したいという気持ちになるはずです。

個人事業主が払う税金は、所得税、消費税、個人事業税、住民税の4種類です。いずれも確定申告さえしていれば、他に特別な手続きなどは必要ありません。

ただし、単に売上げ金額をそのまま申告するのは得策ではありません。
例えば所得税の計算式は、

所得税額=課税所得×税率
=(所得-各種所得控除)×税率
=(売上げ-経費-各種所得控除)×税率

となります。

つまり、所得税を減らすには、各種所得控除と経費の2つをなるべく多くする必要があります。しかし、控除と経費は自分で申告しなければゼロのままで、これらを申告した場合と比べると数十万円から数百万以上も多く納税しなければいけなくなる場合があります。

各種所得控除には、基礎控除のほか、配偶者控除、扶養控除、専従者控除などがあります。確定申告を青色申告で申請すれば、最大65万円を控除することができます。

また、小規模企業共済や経営セーフティ共済などの保険や、国民年金基金や確定拠出年金(401K)などの年金に払ったお金も控除の対象となります。

一般的な経費としては、光熱費、通信費、図書費などがあります。こまめに領収書をもらっておき、会計ソフトなどに入力しておきましょう。


実際のところ、経費として認められるかどうかはケースバイケースです。考え方の基準として、事業に必要な支出であるか、一般常識や社会通念に照らしてどうか、という個人の判断で申告します(結果、経費として認められないこともあります)。

フリーランスエンジニアでは、パソコンなどを購入することが多いかもしれません。この場合は購入金額が10万円未満か10万円以上かで扱いが異なりますので注意が必要です。

所得税は課税所得に応じて税率が上がっていく累進課税方式です。税率と基礎控除金額が変わる境目は、195万円、330万円、695万円、900万円、1800万円、4000万円です。

消費税は、売上高が1000万円を超えた年の翌々年に納付が必要になります。
個人事業税は業種によって異なりますが、ほとんどの業種で税率5%です。なお、事業主控除額は年間で290万円もあり、常駐するような準委任契約のときは個人事業税がかからないことが多いようです。住民税は地域によって異なりますが、課税所得の10%ほどです。

フリーランスエンジニアとして平均年収を増やすには、なるべくたくさん稼ぐとともに、なるべく上手に節税することも大事になる、ということです。

キャリアプランを相談

会社に所属していれば、その時点でのスキルや経験に合った仕事を与えられます。与えられた仕事をこなしていけば、自然とキャリアを積んでいけます。

しかしフリーランスエンジニアでは、キャリアプランを自分で考えなければなりません。どのようなスキルを出発点にしてどのように案件を受注していくか、平均年収はどのようにすれば上がっていくかなど、自分で検討する必要がでてきます。

そんなとき、IT転職エージェントがサポートしてくれます。エージェントは転職する人だけでなく、フリーランスエンジニアの力にもなってくれるのです。

フリーランスエンジニアは、何らかの特化したITスキルを生かした働き方です。自分の強みとなるスキルを整理し、さらに自分だけのプラスαの特色を出せれば、他のエンジニアとの差別化を図りやすくなり、求人を探す際もスムーズに進みやすくなります。エージェントはそこから手助けしてくれます。

そして、目先の案件探しだけでなく、そのフリーランスエンジニア個人個人のスキルや人生観、それに技術トレンドなどを踏まえて、一緒にキャリアプランを考えてくれるのです。

そんなフリーランスエンジニアにとって頼りになるフリーランスのエンジニアやクリエイターのためのIT/Web業界に特化した求人・案件情報サイト「techcareer.freelance」をおすすめします。

techcareer.freelance」が提供するいろいろなサービスの中で、キャリア診断がおすすめです。スカイプでも直接面談でも無料で気軽にできます。キャリア診断を行うことで、スキルや人物像をより具体的に伝えれられ、キャリアプランを一緒に考えてもらえます。

その上で、週に働ける日数や、在宅か常駐かなどの勤務スタイルを考慮した最適な仕事を提案してもらえます。もちろん、ひとつの案件の契約が終われば、次の案件を紹介してもらえます。安定した収入先を確保できることはフリーランスエンジニアにとってとても重要です。

業界に通じたキャリアアドバイザーの丁寧で親身なサポートにより、平均年収の大幅アップも期待できます。さらに「techcareer.freelance」では、税理士の紹介も行っています。通常より安い金額で各種税務をサポートしてもらえます。

フリーランスエンジニアの案件探しでは、知人の紹介というのが有力です。「techcareer.freelance」で信頼できるエージェントと出会えれば、それは一つの立派な人脈といえるのではないでしょうか。

まとめ:エージェント利用がおすすめ

  1. フリーランスエンジニアにはさまざまな職種がある
  2. フリーランスエンジニアの平均年収は、職種によって変わる
  3. 平均年収を上げるには、節税対策も重要
  4. まずはtechcareer careerで無料キャリア相談を受けてみよう
今すぐシェアしよう!
今すぐシェアしよう!