近年では会社に勤めるのではなくフリーランスとして独立して働くエンジニアが増えています。クラウドソーシングサイトの1つであるランサーズの調査では、フリーランスの人口は1,119万人に達し、労働力人口比率では17%に到達しているとのこと。今後もこの傾向は続き、フリーランスエンジニアの数は増えていくことでしょう。

しかしフリーランスとして独立したとしても、全員が結果を残せるわけではありません。中にはフリーランスになったものの、事業が成り立たず会社に戻る…といった経験をしたエンジニアも少なくないようです。

実際に独立に失敗してしまったエンジニアには、共通するいくつかのポイントがあります。ここではその失敗例をもとに考察し、エンジニアにとって独立に失敗しないための方策についてみていきたいと思います。

独立で失敗するエンジニアの特徴

まずは独立で失敗してしまうエンジニアの特徴について見ていきましょう。独立して失敗してしまうエンジニアに共通するのは、以下にあげるような3つのポイントです。

1.自己分析が甘い

自分の強み・弱みを正確に把握できていないエンジニアは、独立して身一つで働くことになった場合、失敗してしまいやすい傾向にあります。自分の強みを把握できていなければ、「自分がどんな仕事ができるのか」「どんな分野を得意とするのか」を他人にアピールすることもできず、案件を獲得しづらくなってしまいます。

世の中に多くのフリーランスエンジニアがいる中で、クライアントに選んでもらうためには、ライバルとの差別化をアピールしないといけません。「この分野が得意ですよ」「こんな実績を持っていますよ」といった自分の強みを正確に把握してクライアントにアピールすることで、高額な案件を獲得することも可能になります。

フリーランスとして独立することになれば、同僚や仲間と一緒にチームで働くというよりは、自分1人で開発業務に携わることが多くなります。そんな時に頼れるのは自分のみ。そんな状況になった場合に、「1人では生産性が上がらないタイプだ」と気づいたとしても後の祭り。

そもそもフリーランスという働き方に向いていない性格にもかかわらず、あえてその道を選んでしまえば心配してしまうのは目に見えています。複数の案件を同時にこなせるマルチタスク能力や、クライアントと1対1で営業をかけ、案件を取ってくる能力を持たなければ、独立して成功することはまずありません。

以上のようなスキルを持っているかどうか、独立前にしっかりと自己分析することが大切になります。自分のスキルや性格を吟味して、その上でフリーランスエンジニアという働き方を選択する人こそ、成功するエンジニアになれるのです。

2.将来の展望を持っていない

一昔前と比べてフリーランスエンジニアとして働く人の数が多くなっています。あなたの身の回りでも、少なくとも1〜2人のフリーランスエンジニアがいるのではないでしょうか。そのような前例を知っていると、軽い気持ちでフリーランスを目指してしまうことも多くなります。

しかし明確な展望を持たずに独立してしまうと、何から始めればいいかわからなくなったり、案件の単価が低すぎて生活が成り立たないという状況に陥ったりする可能性が高くなります。

フリーランスは自由度の高い働き方が魅力ではありますが、その分キャリアプランを自分で決定しなければいけません。会社に属していれば、上司があなたのためにキャリアパスを用意してくれることもあったのかもしれません。ですがすべてを自分で決める必要のあるフリーランスになるからには、はっきりとしたキャリアビジョンを持っている必要があるでしょう。

未来像

3.お金の管理が苦手

フリーランスエンジニアにとって避けては通れないのが、お金の問題です。フリーランスとして独立した直後は、設備投資や無収入の間の生活費など、何かと出費がかさむ時期となります。その時に十分な貯蓄がなければ、生活すらままならなくなり仕事どころではなくなってしまうかもしれません。

またフリーランスになると確定申告を自分でこなさないといけません。これまでは会社がまとめてやってくれていた「年末調整」の代わりに、毎年2〜3月までに1年間の損益計算書や貸借対照表を作り、自分で税務署に提出しなければいけないわけです。

他にも請求書を作成したり経費を管理したりと、お金にまつわる雑務が非常に多くなってくるのがフリーランスです。エンジニアとしての開発スキルだけではなく、こうしたお金に関する管理能力も身に付けておかないと、独立後に失敗してしまいやすくなるのです。

失敗例 その1

フリーランスエンジニアとして独立したのち、失敗してしまった人の事例として「健康状態が悪化した」というものもあります。ただでさえストレスが溜まりやすいエンジニアは、食生活が不摂生になってしまいがち。座り仕事がメインなので運動不足にも陥りやすく、健康を害してしまうフリーランスエンジニアが非常に多いのです。

デスクやイス選びに失敗してしまったり、コストを削ってしまったりすれば、ヘルニアを患って生産性を落としてしまうことも多くなります。会社による強制的な「健康診断」もありませんので、気を抜くと病気やケガで寝込んでしまい、その分だけ収入を減らす結果になりかねません。

収入が減るだけならまだいいですが、体調管理を怠ったことで仕事の納期に遅れ、クライアントからの信頼を失ってしまえば、さらに苦境に立たされることになります。代わりのきかないフリーランスにとっては、自分の体が何よりの資産。

健康的な生活習慣を身に付けて、運動不足を予防し、質の高いデスクやイスを揃えたりすることで、自分の健康を守るようにしましょう。

失敗例 その2

会社という後ろ盾を持たないフリーランスは、クライアントに下に見られがちな傾向にあります。低い単価で働かされることになったり、難しい注文を短い納期で依頼されたりすることが多くなるのです。

納品後に報酬が支払われなかったり、最初に提示された報酬額と相違があったりと、契約に関するトラブルが発生しやすいのがフリーランスの特徴です。場合によっては資金繰りに影響を与え、倒産の危機に立たされることもあるでしょう。

したがってフリーランスとして独立した後には、法律に関する知識を身につけたり、契約書や請求書の書き方について学んで、正当な報酬を受け取るために努力する工夫が求められます。

報酬の支払いが保障されるクラウドソーシングサービスを使ったり、それまで勤めていた会社から案件を回してもらったりすることで、安心して仕事に取り組める環境を整えることも、フリーランスエンジニアにとって大切な仕事です。

エージェントに相談

エンジニアが独立後に失敗しないための対策として、自分に適した案件を代理で探し、紹介してくれるエージェントを利用するという手もあります。エージェントを通じて紹介してもらえる案件の中には、報酬が高く待遇が手厚い好条件の案件も多くなります。

名のある企業や大手企業からの依頼も多く、フリーランスエンジニアでも安心して仕事に取り組めるのが大きなメリット。エンジニアとして独立後に不安を抱えている方は、エージェントを利用することも考慮してみて下さい。

まとめ:エージェントを利用

当サイトを運営するtechcareerでは、フリーランスエンジニア・クリエイター向けの案件をご紹介する「techcareer.freelance」を手がけています。

優秀なエージェントが一人ひとりにマッチした案件をご紹介し、キャリア形成のお手伝いをしているサービスです。まずはチャットでのお問い合わせも受け付けていますので、失敗したくないフリーランスエンジニアはぜひご利用ください。

参照:https://www.lancers.co.jp/news/pr/14679/

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