Webサイトの見た目、フロントエンドの処理を担当するフロントエンドエンジニアの平均年収をみてみましょう。Indeed(※1)の最新調査によると平均年収は523万円です。
正社員からフリーランスまで全ての雇用形態を対象に、過去12ヶ月間に従業員やユーザーから提供された情報とIndeed に掲載された求人広告に基づいています。他に案件数の表記はないのですが、給与の幅は下限で149万円、上限が1174万円となっています。
引用データ:フロントエンドエンジニアの日本での給与(indeed) 2020/2/25時点
続いてはフリーランスのフロントエンドエンジニアの平均年収・年収相場をみてみましょう。弊社調べによると平均年収は879万円です。すべての雇用形態を対象とした平均年収(563万円)の1.6倍です。
案件数から見ると一番多い230件では960万円、続く190件の840万円です。フリーランスの案件がいかに高額か分かると思います。さらに案件数は4件ですが1440万円の超高額案件もあります。
これからフリーランスになるかどうか迷っているなら、なるべく早めに決断を下してスキルアップに励むことが賢明といえます。
テクフリ調べ(2020年2月15日)
それではスキル別で平均年収相場をみてみましょう。一番高額なプログラム言語は902万円(月収75万円)でReact.jsです。React.jsはユーザインターフェスを構築するJavaScriptライブラリの1つです。FacebookやYahooなど大企業で採用されています。
続くVue.jsの平均年収は900万円(月収75万円)です。JavaScriptによるフロントエンド開発を効率的にするフレームワークで、比較的新しいフレームワークであること、導入のしやすさ、開発効率の良さから多くの企業で導入されています。またAngular.jsやReact.jsに比べると、フレームワークの規模が小さく、習得は比較的容易です。
3番目のJavaScriptの平均年収は881万円(月収73万円)です。JavaScriptは動的Webページを作成する際に使われるプログラミング言語です。習得の難易度は低くPHPやHTMLなどの言語と一緒に学習することで、スキルアップが望めます。
その他の言語についても、これらの平均年収相場を一つの参考に技術習得に励んでみてはいかがでしょうか。
言語別
スキル | JavaScript | HTML5 | CSS3 |
平均年収 | 881.5 | 828.9 | 804.6 |
平均月収 | 73.5 | 69.1 | 67.1 |
フレームワーク別
スキル | React.js | Vue.js | Angular |
平均年収 | 902.1 | 900.0 | 845.5 |
平均月収 | 75.2 | 75.0 | 70.5 |