PHPとは

 

PHPとはオープンソースの汎用スクリプト言語であり、主にWebアプリケーションの開発に用いられているプログラミング言語です。

 

1995年にラスマス・マードフ氏は動的なWebサイトを開発するために、データベースへのアクセス機能などを自身のCGIプログラムに追加し、PHP Toolとしてリリースしました。

 

その後に他の開発者の支えがあり、バージョンアップを経て現在のPHPに至ります。

 

PHPの大きな特徴は、静的なWebサイトを制作するために使われるHTMLに埋め込んで開発ができることです。Webアプリケーションの開発に主に用いられるのですが、同じスクリプト言語であるJavaScriptとよく比較されます。

 

簡単に違いをいうと、PHPはサーバーサイドを、JavaScriptはクライアントサイドの開発をメインに行うプログラミング言語ということです。

 

PHPはコードがサーバーで実行され、その実行された結果がブラウザに送信されます。逆に、JavaScriptの場合はコードがサーバーで実行されることなく、コードがブラウザに送信され、そのブラウザでコードが実行されます。

 

PHPの場合はどのようなコードで結果が出されているのかということを画面の向こうのユーザーは知ることができないですが、JavaScriptの場合はどのようなコードで結果が出されているかということを誰でも知ることができます。

 

PHPは大きな特徴であるHTMLに埋め込んで開発ができることから、Webアプリケーション開発に広く使われており、実際にどのくらい使われているのかということを次で見ていきます。

 

PHPはどのくらい使われている?

 

Githubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているかということを公開しています。PHPは7位となり、他のプログラミング言語全体に比べてプルリクエストの比率が低くなっています。

 

PHPは6.848%となっており、1位のJavaScript23.394%と比べるとかなり差があることがわかります。

 

他のプログラミング言語のプルリクエストの多さからPHPの比率は下がっており、トレンドとしても下落しています。PHPはRubyやPython等と比較すると古い言語であり、現在多くの企業に利用されているものの今後利用は減っていくでしょう。

 

海外だと皆さんもお馴染みのFacebookやYahoo!が開発言語としてPHPを採用しています。世界中で使われているWebサービスにPHPが使われています。

 

国内だとインターネット・Web業界にて主にWebサービス開発にPHPが使われています。代表的な企業はぐるなび・楽天・ZOZOTOWNとなります。

 

WordPressという簡単にWebサイトを制作できる無料のソフトウェアがあるのですが、こちらはPHPで開発されています。世界中にある全サイトのうち31.8%がWordPressを用いて制作されたものなっています。

 

そのため、PHPを用いて制作されたWebサイトは世界で一番多いのではないかとも言われており、このPHPをマスターすることでより機能的で個性的なサイトを制作できるようになります。

 

 

PHPは転職に強いのか

 

PHPについて見てきましたが、実際にキャリアを考える上でPHPは転職に強いのかどうかということは重要になってきます。

 

結論から言うと、PHPは転職に強いと言えます。

 

PHPを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。求人検索エンジンスタンバイが発表したプログラミング言語別年収ランキング2017では、PHPが10位となる522万円に輝いています。また、最大提示年俸は2000万円となっています。

 

転職もしやすく、高待遇も狙うPHPエンジニアをキャリアアップを目指すことは非常におすすめできる選択肢です。

 

また、PHPを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程までできるエンジニアは少ないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。

 

転職の際はPHPを用いた開発経験があることがベストですが、もし無い場合はRuby、 Perl等のプログラミング言語でのサーバーサイド開発経験があると有利に転職を進められます。

 

また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」これらが身に付いていれば、更に転職しやすいでしょう。

 

PHPの学習コストはそこまで高くなく、PHPができるようになるとホームページ制作などの比較的簡単なお仕事もできるようになるため、初心者にはおすすめなプログラミング言語です。

 

続いて転職の将来性についてですが、PHPはHTMLに埋め込んで開発ができる言語となっているので、その手軽さから次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では、大企業やベンチャー企業を問わずPHPを採用していくでしょう。

 

PHPは転職に強いのか

 

 

活躍できる業種と年収

 

今まではPHPについてとPHPは転職に強いのかについて見てきました。ただ、PHPを使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。

 

IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類することができます。PHPを使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界の3つどこでも活躍することができます。

 

まずインターネット・Web業界はWebメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。転職の求人ではこのインターネット・Web業界が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などの案件があります。

 

また、情報処理サービス業界ではセールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。

 

ソフトウェア業界ではプログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。

 

PHPの求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。

 

年収に関しては企業によって異なり、350万〜700万の求人が多い印象です。ただ、年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。

 

働き方に関してもリモートワークができる企業もあるため、自分のライフスタイルに対して柔軟に仕事ができます。

 

 

まとめ

 

今回はPHPに関して転職を絡めて見てきました。

 

今回お伝えしたかったことは以下の3点です。

 

  1. PHPはオブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を合わせて作られたプログラミング言語
  2. PHPを使える人材は不足しており、転職に強い
  3. PHPの案件は年収1000万以上も可能

 

PHPは現在も非常に多くのアプリケーションの開発に使われています。特に世界中にある全サイトのうち31.8%で制作に使われているWordPressの存在が大きいです。

 

PHPを用いることでWordPressを自由自在にカスタマイズでき、簡単にWebサイトが制作できます。

 

PHPの求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみて下さい。

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