この記事の読者の方には、未経験からエンジニアを目指しているという方や、既にエンジニアとして働いているけれど、違うプログラミング言語を学び、職種を変えてエンジニアとしてチャレンジしようか悩んでいるという方が多いと思います。

一概にエンジニアといっても、ユーザーが触れる部分を設計・開発するフロントエンドエンジニアや、システムの裏側にあるロジックを設計・開発するバックエンドエンジニア、開発したシステムを正常に動かすための環境づくりをするインフラエンジニア、システムの運用や保守をサポートするカスタマーサポートなど、エンジニア内で様々な職種があります。

というのも、システムの開発にあたっては、ユーザーが使う画面やユーザーが画面上で行った行動に対する処理などシステム全体を動かすために、それぞれのシステムが複合的に絡み合っており、またシステムの機能を維持するためのメンテンスが必要になるため、このようにエンジニアの中でも職種が分かれています。

その職種の中でも、年収に差があったり、独立のしやすさに差があるので、エンジニアとして働くにあたってどの職種で働くのかという観点は非常に重要になってきます。

そして、エンジニアとして職種を変えようと思った場合には、新たなプログラミング言語を学ぶ場合が非常に多いです。例えば、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアでは使うプログラミング言語が異なってきます。

今回はその中でもRubyによる開発において一緒にフレームワークとして使われるRailsというフレームワークに重点を置いて、現状と将来性を比較していき、Railsを学ぶべきか否か見ていきます。

Railsとは?

RailsはRubyとセットで語られることが多いので、RubyとRailsをセットで見ていきます。

Rubyは関数型と命令型のバランスが 絶妙に取れているオブジェクト指向スクリプトで、直感的に記述できることと生産性の高いことが大きな特徴となっています。

Rubyは日本人であるMatzことまつもとひろゆき氏によって、1995年に一般公開された比較的新しいプログラミング言語となっています。日本発のプログラミング言語ではあるものの、現在世界中で使われているプログラミング言語であり、アメリカのスタートアップ企業でも多用されています。

Rubyは「Enjoy for Programing!」という理想を掲げており、エンジニアが楽しんで実装できるよう直感的な記述ができ、ストレスフリーで楽しく開発することができます。

また、RubyではRuby on Railsというフレームワークの存在が大きく、通常はゼロの状態からWebアプリケーションを作っていかないといけないところをこのフレームワークを用いることで、実装時間を短縮することができます。

開発コスト削減のためにはRuby on Railsの存在が大きいため、多くの企業がRubyとRuby on Railsを用いて開発を行っています。

海外だと皆さんもお馴染みのTwitterやAirbnbが開発言語としてRuby on Railsを採用しています。世界中で使われているWebサービスにRailsが使われており、多くの企業がこぞってRailsに目を付けています。

ただ、Rubyは日本発のプログラミング言語なので、国内での使用が多く、インターネット・Web業界にてWebサービスやソーシャルゲームの開発にRuby on Railsが使われています。

代表的な企業は価格.comと食べログをリリースしているカカクコム・ニュースアプリであるGunosy・国内最大のレシピサイトであるクックパッドが挙げられます。

このようにRuby on Railsはコード量が少なく手軽に開発できる特性から、素早いプロダクトローンチが求められているベンチャー企業を中心に利用されています。今後ますますRuby on Railsが多くの企業で採用されて行くでしょう。

Railsの現状 給与から業界の動向まで検証

業界の動き

まず、Railsを使う職場に転職した場合に「どのくらいの給与を受け取れるのか?」「そもそもどのような仕事ができるのか?」ということについてお伝えするために、給与から業界の動向について見ていきます。

Railsの現状 給与

ここでは、Railsの現状の給与に関して見ていきます。

求人検索エンジンスタンバイが発表したプログラミング言語別年収ランキング2018では、Rubyが7位となる550万円に輝いています。Rubyでの開発はRailsを使って行うことが大半であるので、Railsを用いての開発求人の平均が550万円となります。

最大提示年俸は1200万円、求人数は11676となっており、求人数に関しては他のどこプログラミング言語よりも群を抜いて多いのでRailsエンジニアの需要は物凄く高いです。Railsは現在、需要があるので、年収もそこそこ高くなっています。

需要に関してですが、ITエンジニアの需要はプログラミング言語に問わず全体的に高く、その中でもプログラミング言語によって差があるというのが現状です。その中でもRailsの需要は高くなっています。

需要の高さは転職に強いのかということでわかりますが、Railsは転職がしやすくなっています。なぜならRailsエンジニアを求めている企業が増えているおり、Railsを使いこなせるエンジニアの希少価値が高くなっているからです。

転職もしやすく、高待遇になりやすいRailsエンジニアをキャリアアップを目指すことは非常におすすめできる選択肢です。

Railsの現状 業界

Railsの業界の動向について見ていきます。

業界の動向に関しては、Webサービスの開発がRailsでの開発のほとんどを占めています。また、小売店が裏で受発注業務するためのシステムもRailsで作られている場合があります。

Railsの求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。また、Railsは比較的新しめのフレームワークであるので、比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのRailsの求人が多くなっています。

また、Railsによってゲーム開発がなされていることもあります。ただ、Webサービスの開発がほとんどを占めています。

Railsの将来性 給与から業界の動向まで検証

Railsの現状を検証したところ、給与は良く、仕事内容も新しいサービスを作りたい、ゲームを作りたいという方には良いプログラミング言語であるとわかりました。ただ、現在が良くても将来的にどうなのかという部分がわからなければ、Railsエンジニアとして仕事を続けていくことが難しいでしょう。

そこで、Railsを使う職場に転職した場合に将来的に「どのくらいの給与を受け取れるのか?」「そもそもどのような仕事ができるのか?」ということを将来の予測を見ることで検証していきます。

Railsの将来性 給与

ここでは、Railsの将来の給与に関して見ていきます。給与に関しては現状の年収550万が平均であるという状況から変わらないと考えられます。

理由としてはRailsでの開発案件は一定数の需要があるものの、大きく需要が伸びるとは考えづらいからです。

Railsの大きな特徴である初心者向けで学習コストが低いので、他のプログラミング言語やフレームワークと比べて習得しやすいという点や、短時間でのWebサービス開発を可能にする点から、一定数の需要は減らないと予測できます。

ただ、ブロックチェーン・VR・IoT・AIなどの今後のトレンドとなるテクノロジーの開発で使われることが非常に少ないので、Railsの需要が大きく伸びることはないでしょう。

Railsでの開発案件が減ることは考えづらいので、安定して仕事を得たいという方にはRailsは良い選択肢と言えるでしょう。

Railsの将来性 業界

続いて、Railsの将来の業界の動向について見ていきます。今後もWebサービスの開発案件が一定数需要があり、Railsは安定した地位を保つと予想されます。

Railsは今後もインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界といった幅広くの業界で使われ、特にIT業界の中でもインターネット・Web業界での求人が増えていくことと予想されます。

やはりRailsの大きな特徴である短時間での開発を可能にするという需要は、開発にコストも時間もかけられないスタートアップ企業やベンチャー企業を中心に利用されることになるでしょう。

Railsの需要が社会の変化によって大きく変わることはないものの、安定した需要があると予想できます。

まとめ

Railsの将来性 現状から踏まえ検証してみる というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。

  1. 求人数に関しては他のどこプログラミング言語よりも群を抜いて多いのでRailsエンジニアの需要は物凄く高いと言える
  2. Webサービスの開発がRailsでの開発のほとんどを占めており、比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのRailsの求人が多くなっている
  3. Railsは将来も一定数の需要を持ち、開発案件が安定してあると予想できる

RubyとRailsはかなりとっつきやすいプログラミング言語とフレームワークとなっています。皆さんが普段使う多くのWebサービスにも使われているので、是非一度触ってみてください。

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