この記事では、弊社データベースをもとにRuby案件のデータやトレンドについてまとめています。一緒に必要とされる言語やフレームワークもご紹介しているので、スキルアップを目指す際の参考にしていただければと思います!
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>>Ruby案件市況調査〜JavaScriptと一緒に使えるとGood〜【2023年7月版】 | テクフリ
Ruby案件は弊社データベース内に2023/06/09時点で631件あり、平均単価は77万円、最高単価は200万円です。最も案件数の多い価格帯は80万円〜90万円で、中央値は80万円です。
金額 | |
平均単価 | 77万円 |
最高単価 | 200万円 |
最も多い価格帯 | 80万円〜90万円 |
中央値 | 80万円 |
Ruby案件で最も必要とされているフレームワークは【Ruby on Rails】であり、437件の案件で必要とされています。これは、全Ruby案件のうち約70%を占めているため、Rubyを使う場合はRailsも使える前提と考えておいた方が良いでしょう。
RubyフレームワークはほとんどRuby on Railsが使われているというのが現状ですが、Sinatraなどの他フレームワークに関しては下記記事で解説しておりますので、是非ご覧ください。
>>Rubyフレームワークおすすめ6選と選び方【2023最新版】 | テクフリ
Ruby案件で最も一緒に求められている言語は、【JavaScript】であり211件の案件で必要とされています。
Rubyはサーバーサイド開発に適しており、JavaScriptはどちらかというとフロントエンドの開発に適している言語のため、両者に直接的な互換性があるわけではありません。
しかし、先ほど説明したRuby on Railsでは、JavaScriptも利用する方法があります。また、近年ではフルスタックエンジニアの需要も増していることが、JavaScriptが必要とされる理由でしょう。
同じサーバーサイド開発に使うPythonやPHP、Goなどの言語に関しては、異なる言語を用いているシステムの統合や運用を担当して欲しい場合に必要とされることがあります。
いずれにせよ、Rubyが使えればOKという案件は全体の3割程度しかないため、前述のスキルを身につけておくとよいでしょう。
Ruby案件はどの業界で伸びているのか、どんな内容が多いのか等、テクフリだけでなく他社のデータも踏まえてご紹介していきます。
この業界で特に需要がある!といった業界はなく、幅広い業界で使用されています。オンラインゲーム業界や美容・健康、アパレル等の業界が挙げられます。一方で、toB向けシステム(管理系ツールや会計ツール、マーケティングツール)の開発が多いのが特徴的です。
Ruby自体サーバーサイド開発の言語ということもあり、ポジションは7割近くがサーバーサイドを占めており、残りはフルスタックでの案件が公開されています。
飲食系やゲーム業界の案件が多く公開されています。また、ECサイト開発の案件も多いです。サーバーサイドエンジニアやSE、PGを中心としたポジションで募集されている案件が多く、テクフリ同様少しフルスタックでの需要があるといった程度です。
業界がはっきりとわからない案件が多かったため参考程度ではありますが、エンタメ業界、ゲーム業界、不動産業界の案件が多く公開されています。
前述の2社と同様、サーバーサイドの開発が中心となっていますが、次いで多いのはフルスタックの案件ではなく、PMの案件でした。
医療業界や金融・会計系の業界の案件が多く公開されています。そのほかには、物流、教育、ゲーム、不動産、通信、美容・健康等の業界が数は多くないものの公開されています。
サーバーサイドの開発が中心であることは変わりませんが、インフラ系の案件が他に比べて多いのが特徴です。AWSもRubyと一緒に使えると役に立つでしょう。
本記事では、2023年6月時点のRuby案件に関する情報をご紹介しました。Ruby案件は他言語に比べると少し勢いは落ちているものの、まだまだ需要はたくさんある言語です!
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