Scalaとは

Scalaはオブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を合わせて作られたプログラミング言語です。スイス・ローザンヌにあるスイス連邦工科大学 (EPFL)の教授であるMartin Odersky氏によって2003年にリリースされた比較的新しいプログラミング言語となっています。

オブジェクト指向言語はクラスという概念を用いて、仕様の変更に柔軟に対応できる言語となっています。代表的なオブジェクト指向言語はJavaやC++、関数型言語はHaskellやF#となっています。これらの良さを組み合わせて作られた言語がこのScalaです。

ScalaにはJavaの良さを受け継ぎながらも、Javaにはない新しい仕組みがあるので多くの企業・エンジニアに注目されています。

特に関数型言語の特徴も合わさっているので、記述が簡単でコード量が少なくて済みます。実際にJavaだと20行も記述しなければならないコードが1行に短縮することもできてしまいます。

コードが短い文、修正もしやすくなっているため長期間に渡って使うシステムの開発に向いています。開発スピードと性能品質にこだわりたい方はScalaはかなりオススメのプログラミング言語です。

Scalaはどれくらい使われている?

Githubでは、どの言語でプルリクエストがどれくらい行われているかということを公開しています。Scalaは12位となり、他のプログラミング言語全体に比べてプルリクエストの比率が低くなっています。

Scalaは1.045%となっており、1位のJavaScript23.394%と比べるとかなり差があることがわかります。

他のプログラミング言語のプルリクエストの多さからScalaの比率は下がっていますが、トレンドとしては上昇しています。Scalaは比較的新しい言語であり、Javaの後釜として将来性が高いと言われているため、多くの企業の開発に採用されている言語です。

海外だと皆さんもお馴染みのTwitterやLinkedinが開発言語としてScalaを採用しています。世界中で使われているWebサービスにScalaが使われており、多くの企業がこぞってScalaに目をつけています。

国内だとインターネット・Web業界にてWebサービスやソーシャルゲームの開発にScalaが使われています。代表的な企業はドワンゴ・GMOメディア・NTTデータ先端技術となります。

ScalaはJavaの後釜と言われていますが、Javaとの互換性を第一に考えられて設計されたプログラミング言語です。そのため、JavaからScalaへの移行は容易にでき、Javaコードとの連携も容易できます。

開発にJavaを使用しているが、今後はScalaに移行しようとしている企業も数多くあります。

Scalaは転職に強いのか

Scalaについて見てきましたが、実際にキャリアを考える上でScalaは転職に強いのかどうかということは重要になってきます。

結論から言うと、Scalaは転職に強いと言えます。なぜなら、Scalaエンジニアを求めている企業は増えているのですが、日本でScalaを使いこなせるエンジニアが少なく、希少価値が高いからです。

Scalaを使いこなせるエンジニアの需要は高いので、待遇面では好条件で転職ができます。求人検索エンジンスタンバイが発表したプログラミング言語別年収ランキング2017では、Scalaが1位となる626万円に輝いています。

転職もしやすく、高待遇になりやすいScalaエンジニアをキャリアアップを目指すことは非常におすすめできる選択肢です。

また、Scalaを使いこなせて要件定義や基本設計などの上流工程まで出来るエンジニアはなかなかいないので、ここができるだけで更に高待遇を受けやすいです。年収1000万円も夢ではありません。

転職の際はScalaを用いた開発経験があることがベストですが、もし無い場合はJavaのサーバーサイド開発経験があると有利に転職を進められます。

また「プログラミングの基礎ができている」「コミュニケーションをしっかり取れる」と更に転職しやすいでしょう。

Scalaは学習コストが高いので学習が大変と言われていますが、今見てきたように高待遇の求人が多いというリターンが大きさが大きな魅力となっています。

続いて転職の将来性についてですが、Scalaを用いると少人数でスピード感を持って開発できるので、次々と新しいWebサービスが出てきて変化の激しいインターネット・Web業界では大企業やベンチャー企業を問わずScalaを採用していくでしょう。

言語、転職のどちらの将来性も高いのでScalaエンジニアとして活動することはおすすめです。

Scalaは転職に強いのか

活躍できる業種と年収

今まではScalaについてとScalaは転職に強いのかについて見てきました。ただ、Scalaを使う職場に転職した場合に「そもそもどういう職場に転職できるのか?」ということについてここではお伝えしていきます。

IT業界ではインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類することができます。Scalaを使えるとインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界の3つどこでも活躍することができます。

まずインターネット・Web業界はWebメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。転職の求人ではこのインターネット・Web業界が一番多く、自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築などの案件があります。

また、情報処理サービス業界ではセールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。

ソフトウェア業界ではプログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。

Scalaの求人案件では、自社開発の案件が多いです。そのため、インターネット・Web業界での求人が多くなっています。

古くからあるお堅いイメージのある企業のシステムはJavaで書かれているものが多く、逆にベンチャー企業のような新しい企業ではScalaを採用している企業が多いです。そのため比較的ベンチャー企業が多いインターネット・Web業界でのScala求人が多くなっています。

年収に関しては企業によって異なり、500万〜800万の求人が多い印象です。ただ、年収1000万以上の求人もあり、かなり夢が広がります。

働き方に関してもリモートワークができる企業もあるため、自分のライフスタイルに対して柔軟に仕事ができます。

まとめ:転職に強い

今回はScalaに関して転職を絡めて見てきました。

今回お伝えしたかったことは以下の3点です。

  1. Scalaはオブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を合わせて作られたプログラミング言語
  2. Scalaを使える人材は不足しており、転職に強い
  3. Scalaの案件は年収1000万以上も可能

Scalaは現在も多くのアプリケーションの開発に使われています。Scalaの求人案件に応募しようと思っている方は、今回の内容を参考にぜひ次のステップに進んでみて下さい。

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