この記事の読者の方には、未経験からエンジニアを目指しているという方や、既にエンジニアとして働いているけれど、違うプログラミング言語を学び、職種を変えてエンジニアとしてチャレンジしようか悩んでいるという方が多いと思います。

一概にエンジニアといっても、ユーザーが触れる部分を設計・開発するフロントエンドエンジニアや、システムの裏側にあるロジックを設計・開発するバックエンドエンジニア、開発したシステムを正常に動かすための環境づくりをするインフラエンジニア、システムの運用や保守をサポートするカスタマーサポートなど、エンジニア内で様々な職種があります。

というのも、システムの開発にあたっては、ユーザーが使う画面やユーザーが画面上で行った行動に対する処理などシステム全体を動かすために、それぞれのシステムが複合的に絡み合っており、またシステムの機能を維持するためのメンテンスが必要になるため、このようにエンジニアの中でも職種が分かれています。

その職種の中でも、年収に差があったり、独立のしやすさに差があるので、エンジニアとして働くにあたってどの職種で働くのかという観点は非常に重要になってきます。

そして、エンジニアとして職種を変えようと思った場合には、新たなプログラミング言語を学ぶ場合が非常に多いです。例えば、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアでは使うプログラミング言語が異なってきます。

今回はその中でもVue.jsというプログラミング言語に重点を置いて、現状と将来性を比較していき、Vue.jsを学ぶべきか否か見ていきます。

Vue.jsとは?

Vue.jsとは簡単に言うと、JavaScriptによるフロントエンド開発を効率的にするフレームワークとなっています。

Vue.jsはJavaScriptのフレームワークの一種であり、JavaScriptのフレームワークはVue.js以外にもAngular,React,jQueryなど様々なフレームワークがあります。どれもJavaScriptでのフロントエンド開発を効率的にするフレームワークです。

JavaScriptはフロントエンド開発にて主に使われており、HTML+CSSで作られたブラウザ上のページに動きを付ける役割を担っています。

例えば、文字をクリックすると写真を表示させる、ページをスクロールさせると広告を表示させるようにするといったように、ページに動きをつけることができます。

動きがあるページとないページでは、デザインや利便性が異なってくるので、今日ほとんどのWebサイトにてJavaScriptは使われています。

Vue.jsはEvan You氏によって開発がなされ、最初のリリースは2014年ですので比較的新しいJavaScriptのフレームワークとなります。

Evan You氏はもともとGoogleにて働いており、AngularJSの開発に携わった後に、AngularJSの有用な部分を取り出しそれ以外を削ぎ落としたJavaScriptのフレームワークを開発したいと考え、Vue.jsをリリースしました。

そんなVue.jsの特徴について次で解説していきます。

Vue.jsの特徴

Vue.jsには3つの大きな特徴があります。

1つ目は、学習コストの低さです。Vue.jsはAngularJSの有用な部分を取り出しそれ以外を削ぎ落としたJavaScriptのフレームワークを開発したいとの考えのもとで開発がされたフレームワークです。

AngularやReactに比べると、フレームワークの規模が小さく、覚えることは少なく、利用することができます。JavaScriptやjQueryの知識があれば、習得は容易でしょう。

2つ目は、Vue.jsでは個人開発などの規模の小さい開発にも向いているということです。

Angularですと、中規模から大規模の開発に適しており、個人開発などの規模の小さい開発には向いていません。Vue.jsですと、そのような開発がしやすいと共に、中規模から大規模の開発もできます。

3つ目は、Vue.jsではSPA(Single Page Application)開発が可能であるということです。

SPA(Single Page Application)とは、ブラウザ上で可能な処理をJavaScriptで完結させる処理方法です。これにより、サーバー側との通信を最低限に抑え、高速な処理を実現させることができます。

アプリケーションを使用するユーザーの視点からすると、素早いレスポンスによって使い勝手の良く、気持ちよくアプリケーションを使うことができます。

Vue.jsの現状 ~給与と業界の動向について~

Vue.jsの将来性

ここでは、Vue.jsの給与と業界の動向について見ていきます。

まず、給与ですが、Vue.jsは月単価60万円〜100万円の案件が多い印象です。これは他のプログラミング言語、フレームワークの案件に比べると、比較的高いです。

Vue.jsは比較的新しいフレームワークであること、導入のしやすさ、開発効率の良さから多くの企業に導入がされています。有名所だと、ZOZOやLINEでVue.jsが使われているとのことです。

JavaScriptのフレームワークには、AngularやReactが他にありますが、Googleの検索数ではそれらを抜いてVue.jsが一位となっています。

技術共有サービスであるQiitaにも数多くの星が付いており、Vue.jsはJavaScriptのフレームワークの中でも注目されていることがわかります。

Vue.jsの将来性 ~給与と業界の動向について~

続いてVue.jsの将来性について見ていきます。

まず、給与ですが、今後も現在のように高い単価であることが予想されます。なぜなら、Vue.jsを扱えるエンジニアが不足していることや、SPA(Single Page Application)開発の需要が高まっていることが挙げられるからです。

Vue.jsは歴史が浅いものの、これだけ注目がされているので、数多くの企業に今後も利用されていくでしょう。また、AngularやReactに比べると、Vue.jsは開発に導入する敷居が低いので、その利用のしやすさから案件数は増えると予想されます。

ただ、Vue.js関連の案件を受注するには、HTML+CSS等の他のフロントエンド開発の知識・経験はもちろんのこと、他のフレームワークと併用して使われることも多いので、それらの知識・経験が必要となってくるでしょう。

まとめ

Vue.jsには将来性がある? 現状から踏まえて検証してみた というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。

  1. Vue.jsはJavaScriptによるフロントエンド開発を効率的にするフレームワーク
  2. Vue.jsには学習コストの低さ・個人開発などの規模の小さい開発にも向いている・SPA(Single Page Application)開発が可能という特徴がある
  3. Vue.jsを扱えるエンジニアが不足していることや、SPA(Single Page Application)開発の需要が高まっていることからVue.jsの将来性は高いと言える

Vue.jsは学習コストも低いので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

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