基本的に私はおしゃべりではありません。特に初対面の人としゃべるのは苦手です。私は非常にshyです。電話でさえ「本当に出ないで!」と思うほど。できれば知らない人と話すことは避けたいです。しかしながら毎回、電話を切るたびに「話してよかった」と思っています。

大学時代、私は初インタビューを経験しました。面白い人と出会い、興味深い話題で盛り上がり、いつも何かを学んでいました。私にとって、いいインタビューとは楽しいパーティーに行って、その場にいる面白い(賢い)人々と話すことです。

もちろん、悪いインタビュー(経験)もあります。相手はまったく会話を続けるつもりはなく、ただホワイトボードに「書け! コーティング」と指示されたことがあります。実のない話でした。もちろん、今振り返ると、この30年間で私はいろいろな仕事をしました。それに対して、いろいろなインタビューも受けました。受けた仕事も受けなかった仕事もそうでした。

私は多くの年月で面接官であることに好感を持っていました。会話がうまくいけば、私は「上手くやった!」と思えます。短い時間の中で尊大な意見を身につけています。

もちろん、ある会社は私にホワイトボードテストを管理するよう要求してきましたが、それは無駄なステップだと個人的に思います。そして、一部の会社が私を面接官として任命する理由はただ私が女性というだけです。それは慇懃無礼だと感じています。その反面、私はインタビューが好きですから、もし会話がスムーズに進めばすごく嬉しいです。

こんな感じで私は多くの時間と情熱をインタビューにかけました。そしてInstacartのインタビューはこういうスタイルになりました:

  • ・面接者はアルゴリズムではなく、コーディングをします(ホワイトボードなし!)
  • ・賢い人は今持ちあわせていないスキルを学ぶことができます、私たちはそう信じています。
  • ・CS専門はもちろん重要ですが、絶対に必要ではありません。
  • ・この人が本当に学びたいこと、やりたい仕事にアサインします。
  • ・もし何か問題が起きれば、私たちは早速その人を助けにいきます。

そして、私はある事実を知りました。数々のインタビューをしましたが私は“yes”としか言ってませんでした。それに対して、少し違和感を感じました。私の仕事は面接者を評価することですが、なぜ私はいつも“yes”を出すのでしょうか。私たちのスタッフはそんなにナイスな方々ですか。(もちろんみなさんはいい方です)

以前私が面接した方々に「私との面接はすごく楽しかった」と言ってくれました。一人はこのオファーを受ける原因は私と会話したことです。面接の流れはシンプルです。30分ぐらいの会話、そして面接者は自分の家で、自分が得意な言語を使って3–4時間のコーディングをするという流れです。

これは私を精神的な転換へと導いた。

それを通して、私は改めて認識したことは私の仕事はその方ができるエンジニアかどうかを判断することじゃなく、私は一番大事な仕事はその方が私たちの会社と合うか合わないかを判断するべきです。それはこの方が私たちの会社で楽しく働けるかどうかということです。

私はインタビューを楽しんでいく1つの理由は私も面接する会社に点数をつけることです。お互いに合うか合わないかを判断することです。面接は単に会社が人を選ぶことではなく、面接者(面接される側)も会社を選びます。このやりとりによってお互いのパワーバランスは変わります。私は求職者ではなく、適切なビジネスに私のサービスを提供する専門家です。

もちろん、仕事は欲しいですが、楽しさを感じない仕事をしたくないです。もしこの仕事やこの会社の価値観は自分と離れすぎると、楽しめません。それは自分のスキルを活用できない場合、同僚たちとコミュニケーションができない場合、リスペクトをもらえない場合も同様です。

でも会社側はだいたいそれに気付いていません。会社も評価されます。もしかして、私のやり方は少し変わっているかもしれませんが、これはスタンダードなインタビューのプロセスだと最終的に気がつきました。

むしろそういう会社は少ないです。自分も判断されることを認識していません。以前、私が働いたある会社は「平均43日でいい人を雇うことができる」そういう考え方も持っていました。

その会社のインタビューはただベーシクなスキルをテストするだけです。どうして、人はあまりリスペクトをもらえない会社で働きたいですか。(なぜ私はそこに入社したのか? それは別の話です)

今、私はこういうスタイルでやっています。単純に質問じゃなく、私がこの会社の雰囲気やスタイルを面接者に伝えます。個人はなぜこの会社で働いてるのか、そしてその方と一緒に自分に合う職場を探すことが私の仕事です。

時々、私のやり方に混乱する面接者もいます。面接という場はだいたい面接官から質問を出す、そして面接者が答えるという形です。でも私はその真逆をやっています。私が面接者の質問を出来るだけ誠実に答えます。質問からいい会話に発展していくこともあります。つまりphilosophical (哲学的)や社会性溢れる会話です。私にとって、それは「最高のパーティーです」

だからこそ私はインタビューが大好きです!

基本、私は人を助けることが好きです。インタビューを通して私は他の人を助けます。私は企業がいい人を探す手助けをし、同時に私は応募者に合う仕事を探すことに協力します。

インタビューを通して、私自身もいろいろ学びました。承認されたアルゴリズムの質問リストの1つ(常にバイナリツリーが含まれる答え)をユーザーに提供していただけでは、私は何も学びませんでした。不愉快でつまらないと思ったのは不思議ですか。

私はその人が好む話題で楽しんでいます。経験が長い方やスキルの高い方はだいたい自分のスキル、経験の話題が好きです。でもそういう方は逆に自分のスキルを証明することをあまり好みません。

私は彼らが費やした時間と努力にリスペクトしています。Instacartのエンジニアの面接にはもちろんコーディングテストがあります。それは何時間もかかります。だからこそ、私の仕事の1つはインタビューを通して、これからのテストは面接者にとっては無駄にならないように説得します。

もし彼らがInstacartの仕事環境や価値観、やり方やタスクに共感できない、気に入らなければ、そのコーティングテストをやる意味はありません。その実習(エクササイズ)は我々のプロセスにおいて重要となります。

私は本当に役立つプロセスをが信じています。インタビューは私たちにとって大変重要なものです。それをベースとして他のプロセスを推進します。チームのエンジニアさんの一人がそのテストをレビューし、私のチームが面接者にフィードトバックします。

人々をオフィスに連れて来るとき、私たちは彼らがした決定について話し合い、お互いのプログラムを作るコードを修正させます。

私はこれが一番いいインタビュー方法だと信じています。このプロセスを通して、面接者はこれからのタスクに少しだけ詳しくなれます。それはコーディングとそのコードを同僚たちと検討することです。

間違いなく私はインタビューが好きです。毎週私は新しい人と会い、自分が好きなことをその人と話します。そして、その人は同じことが好きかどうかを判断するのが私の仕事です。もちろん、私は評価しなければなりませんが、私も人間です、もちろん試みさえせずに決めてしまうこともあります。

タイトル:I love interviewing

作者:Muffy Barkocy

原文URL:https://tech.instacart.com/i-love-interviewing-96ea9a5de885

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