昨今、日本のサービスはどんどん海外展開をしています。

そのときにサイトのURLはどのようにすればいいのか悩むところです。

今回はどんなパターンがあって、どれを選ぶべきなのか書いていきます。

URLの設定パターン

1. トップレベルドメイン

2. サブドメイン

3. サブディレクトリ

主にこれらの3パターンが考えられます。

それぞれのURLの形式とメリット・デメリットはどんなものなのでしょうか。

1.トップレベルドメイン

URL形式

braineer.jpの.jpやbraineer.comの.comようにドット(.)の後ろを変更して運用していきます。

メリット

– 地域ターゲティングが明確

– 複数の場所にあるサーバーを使用できる(パフォーマンスに繋がる)

– サイトの分割が簡単

– 法的要件に対応しやすい場合がある

– 検索上位に複数ページ表示させることができる

– 別ドメインへのSEOペナルティの影響がない

– ドメインのテーマの一貫性を保てる

デメリット

– 入手コストがかかる

– 多くのインフラが必要(工数もかかる)

– 検索順位が上がりにくい

2.サブドメイン

URL形式

freelance.braineer.jpやcareer.braineer.jpのように先程のトップレベルドメインは同じでドメインの前に名前をつけて運用します。

メリット

– 設定が簡単(サブディレクトリよりは面倒)

– 地域のターゲティングができる

– GoogleAnalyticsでそれぞれの地域ごとに分析可能

– ウェブマスターツールの地域ターゲティングを使用できる

– 複数の場所にあるサーバーを使用できる(パフォーマンスに繋がる)

– サイトの分割が簡単

– ドメインのテーマの一貫性を保てる

デメリット

– 検索順位が上がりにくい

– ユーザーがURLだけでは地域ターゲティングが認識できない場合がある

– 検索上位に複数のページが表示できない

3.サブディレクトリ

URL形式

braineer.com/enやbraineer.com/vnのようにドメイン名は変えずにディレクトリをそれぞれ変更して運用していきます。

メリット

– 設定が簡単

– ウェブマスターツールの地域ターゲティングを使用できる

– ホストが同じなため管理しやすい

– ドメインの情報量を増やせる

– 後から追加したサブディレクトリのコンテンツに対してSEO観点でメリットが出る

デメリット

– ユーザーがURLだけでは地域ターゲティングが認識できない場合がある

– 別サーバーの利用が困難(リバースプロキシ等の準備が必要)

– サイトの分割が難しい

– 検索上位に複数ページ表示できない

まとめ

それぞれメリット・デメリットを述べたがどれがいいとは一概にいえない。

自分たちが開発・運用するときに何を一番重要視するのか

それによって変わってくるだろう。


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