『働く』といえば、workという単語を普通に思い浮かびますよね! 動詞として使う時は働くという意味が一番よく知られています。実は名詞の時も幾つかの意味と使い方があります。そして、workとよく間違えるjobは実は英語で表現と使い方が全然違います!それでは始めましょう!
動詞としての使い方
働く:これはみなさんが一番よく知っている意味だと思います。
例:Mary is a single mother who works late at night for a living.
メアリーは、夜遅くまで生計を立てているシングルマザーです。
例:John worked so hard to get into Harvard University.
ジョンはハーバード大学に入るために一生懸命勉強していました。
『働く』の意味から転じてworkは『勉強する』という意味もあります。
機能する
例:This machine cannot work smoothly if the temperature gets too hot or too cold.
温度が高すぎたり低すぎたりすると、このマシンはスムーズに機能できません。
例:No one knows how this delicate piece of gadget works.
この繊細なガジェットがどのように機能するかは誰にもわかりません。
ここのworkはfunctionと同じ意味です。
名詞としての使い方
仕事:名詞として使う時も『仕事』という意味がある、これはみなさんも知っていると思います。
例:My father has been dedicated to his work in his whole life.
父は一生自分の仕事に専念してきました。
例:I’ve got a lot of work to do this weekend.
今週末、やるべきことがたくさんあります。
*ここのworkは「あらゆるやるべきこと」という意味です。
例:I got to go to work. See you in a bit!
私は仕事に行くよ。 じゃあね!
*ここの注意点は、仕事の意味のworkは不可算名詞です。Worksとはいいません。
作品:
例:This painting is such a revolutionary work at that period of time.
この絵は、当時としては革命的な作品です。
<他の知るべき意味と使い方>
1 物が使えない、動かない場合
ここは物理的に物が使えない、動かないを指します。例文を見れば、理解できると思います。
例:Can I borrow your charger?
充電器を借りてもいいですか?
Sorry, mine’s not working.
ごめん、私の方が壊れています。
例:This thing just doesn’t work at all!
このことはまったく使えません!
例:I have been working on this project for 8 hours already, my brain simply doesn’t work at this point.
(cannot function at this point)
私はすでにこのプロジェクトに8時間かかっていましたから、頭はもう回りません。
2.もちろん、物だけではなく、ことが上手くいかない場合と上手くいっている場合に両方とも使えます。
例文を見てみましょう。
例:Do you think Mike and Jane will get along?
マイクとジェーンは仲良くなると思いますか?
I don’t think so. Their personalities don’t seem to match. I don’t think it will work out.
そうは思いません。 彼らの性格はかなり違いがあります。 うまくいくとは思わない。
例:Don’t worry. Everything will work out.
心配しないで。 すべてが良くなるでしょう。
3. 『私はそれでいいよ』って英語でどうやって表現しますか?
この時はworkを使います。
例:We better leave here a day before, otherwise, we will get caught up in the storm.
1日前にここを離れるのが良いでしょう。さもなければ、嵐に巻き込まれるでしょう。
That works for me.
いいですよ。私もそう思います。
例:What about order some pizza for dinner tonight?
今晩の晩ご飯にピザを注文するのはどうですか?
That works for me.
いいですね。
例:Does this Friday work for you?
今週の金曜日は空いていますか?
Yeah, sure.
はい、大丈夫です。
*anytime works for me.
いつでも空いてる!
*この使い方は英語でかなり使う便利フレーズです。基本の意味は『それは私にとって都合がいい』『私はそれでいいよ』という感じで説明できます。
他は『That’s fine.』でも言いますが、『That works for me.』はより一歩上の表現です!
Work / Job / Businessの違い
Workの正しい使い方
仕事、タスク、作業としてよく耳に入るworkは不可算名詞です。そして、和訳する時は、jobと同じ意味ですが、英語でその違いはあります!
Workは働くという労働や働く場所のことを指しています。
例文を見てみましょう。
例:Where do you work now?
今どこで働いてますか?
I work in Tokyo.
私は東京で働いています。
*働く場所を指す
例:What company do you work for?
どちらの会社にお勤めていますか?
I work for Facebook.
私はFacebookで働いています。
*企業(働く場所)を指す
例:Jack works in a restaurant 3 days per week.
ジャックは週3日、レストランで働いています。
*働く場所を指す
Jobの正しい使い方
Jobは固有名詞で置き換えられる仕事を指します。Workと違い、jobは可算名詞です。
例: What is your job?
あなたの仕事は何ですか?
I am a violinist.
私はバイオリニストです。
*特定の職業をさします
例:Do you like your job?
あなたの仕事が好きですか?
*特定の職業をさします
例:Mary has two jobs.
メアリーには2つの仕事があります。
Businessの正しい使い方
Businessは特定の仕事やタスクを指すではなく、規模が大きく概念的な仕事のことです。
例:I am so excited that we’re going to start our own business!
私たちが自分のビジネスを始められることをとても楽しみにしています!
例:I have business with him.
私は彼と取引をしています。
まとめ: 明らかな違い
今回はよく間違いやすい『workとjobの違い』を紹介しました。和訳なら意味が同じですが、英語になると明らかに違いがあります。そして、今回の単語は勝手に変換することはできません。Workは働くという肉体的な行動を指しています。一方、jobは一つ一つ特定の作業や業務内容、ポジションなどを指します。最後にbusinessの概念はこの二つと全く違い、いろいろな使い方があります。この部分はこれからの記事で紹介いきたいと思います。