履歴書は、面接の前に面接官が「あなた」を知る最初のツールとなります。 整理された簡潔な内容の履歴書は、より多くの面接の機会につながります。 履歴書を書くのは決して簡単ではありません。また、英語が母国語ではない人のために英語で履歴書を書くことはさらに難しいことです。 英語の履歴書は、日本の履歴書とは異なる書き方をしており、形式や注意点も異なります。

書くときの要点

Heading: 見出し

英語の履歴書では、個人情報を通常履歴書の一番上に置きます。このセクションは見出し(heading)と呼ばれます。 この部分では、「氏名」、「現住所」、「電話番号」、「メールアドレス」を記入します。 記入した連絡先情報が更新された場合は必ず新しい情報を入れてください。 一つの注意点はもしメールアドレス

がプロフェッショナルに見えない場合(@の前の言葉がおかしいフレーズやあまり適切ではない単語を使用している場合)は変更や他のメールを使うことをお勧めします。また、日本の履歴書とは少し異なる部分は記入する情報です。 英語圏の文化では、性別、生年月日、プロフィール写真などの情報を記入する必要はありません。その理由は雇用主が性別、見た目、 人種などで応募者の事を判断することを防ぐためです。(もちろん、もしあなたはモデルや俳優の職を応募する場合はちょっと違いますね!)。

Objective:動機

職歴やその他の情報について書く前に、シンプルなobjectiveを書いてください。 Objectiveは和訳と応募の動機です。長さはだいたい2〜3行で自分の経験となぜこのポジションを応募したい理由語れば大丈夫です。

Ex: Experienced Software Engineer with 5+ years of experience in (your skills)looking for a position in an creative start-up, where I can apply my development and management experience and accumulate related industrial experience to support the growth of the business.

例:5年以上の経験を積んだ経験豊富なソフトウェアエンジニアであり、私は御社みたいなスタートアップで自分の開発と管理の経験を活かし、関連する産業経験を蓄積して御社のビジネスの成長をサポートします。

 Work Experience:仕事の経験

これは履歴書の中で一番重要なパーツです! 英語の履歴書は、特にアメリカでは仕事経験は必ず学歴の前にしてください。 日本の企業は、応募者の学歴やその人は会社の文化に合うかどうか気になるかもしれませんが、英語圏は個人の実際の経験とスキルを一番重視しています。その理由は企業が給料を払うので、もちろんスキルと相応し即戦力なれる方を雇いたいですね!また、このセクションを書くときは必ず一番最新の職歴から始めて、一番古い仕事経験まで書くのは英語の履歴書のルールです。

Education:学歴

仕事経験の次は学歴です。日本式の履歴書では、中学、小学校でも始まることがあるかもしれません。 しかし、英語の履歴書は通常高校の情報から始めれば大丈夫です。 そして書き方も仕事経験と同じ、今から一番近い学歴から高校の情報まで書いてください。

もしあなたは学生の時はいくつかの特別なパフォーマンスや成績があれば、履歴書に書く方がオススメです。たとえば、いくつかの学生組織、メンバーシップに参加し、軍隊に勤務した経験など特別な成果を持っている場合は是非履歴書に書いてください。 ここの注意点は応募するポジションに関連する経験とパフォーマンスを選んで、履歴書の内容を強化できます。

   Additional skills:追加スキル

このセクションは、英語の履歴書でも非常に重要です。 このセクションでは、あなたが応募している職にプラスになるパーツです。たとえば、語学力、コンピュータースキル、コースまたは自分で学んだ他のスキルはかなり自分の履歴書を強化できます!

Recommendation: 推薦

履歴書で推薦状の情報を書くのはあまりないですが、英語圏で特にアメリカではかなり普通です。アメリカでは、他人の推薦を非常に重視しています。 可能であれば、履歴書に1〜3件の推薦状を含めることをかなりお勧めします。 推薦状を書く方はもちろんあなたのパフォーマンスをよく知っているマネージャー、ボス、教授、メンターなどの上位の方になります。履歴書に推薦をする方の名前を載せる前に、必ず許可を求めてください。また、履歴書に彼らの連絡先情報をそのまま書かないでください。「Available upon request ご要望に応じて提供できます」が最も丁寧な方法です。

他の注意点

個人情報を載せる必要は?

日本では、履歴書で私生活や子供時代の経験について書くことがあるかもしれませんが、英語圏でそうすることはありません。その一方で、面接官が結婚、子供、人間関係、健康状態または仕事に直接関係ない個人的なことなどの質問をすることも失礼と見なされています。英語の履歴書で家族、子供時代、趣味など、個人的すぎる、または詳細すぎることについて語る必要はありません。会社があなたの経験とスキルを気にすることを忘れないでください。ただし、最近人が自分のFacebookやTwitterアカウントを履歴書に書き留めている傾向があって、自分のSNSで載せる内容をチェックしてください。不適切、シニカル、ネガティブ、人種差別主義者とみなされたものは、面接を受けるチャンスを台無しにする可能性があります!

履歴書は手書きをしない

これは、日本文化と英語圏文化の大きな違いの一つです。手書きの履歴書は、日本文化で一生懸命働くという決意を示す行動と見なされますが、英語圏文化では、正式ではなく、時代遅れであり、ビジネスマナーの観点からもあまり良くないって見なされます。応募したポジションに対して真剣ではないと見なされます。必ずPDFなどのファイルにしてください。

インターンシップやボランティア経験を書くのはオススメ

インターンシップやボランティアの経験は実務経験のない新卒者にとって特に重要です。日本の文化では、企業は中途採用でもあまり関連する経験のない人を採用する場合があるかもしれません。その人が会社の文化に徐々に馴染んでいく、トレーニングをします。 しかし、英語圏文化、特にアメリカでは、企業は通常、特定のポジションに関連する経歴や経験を持つ人を雇うことを好みます。これはまた、アメリカの学生が普通、将来入りたい業界や職業に関連して、できるだけ多くのボランティア経験やインターンシップ経験を積もうとする理由でもあります。もしあなたは、応募するポジショニングに適したボランティアまたはインターンシップの経験がある場合は、それを書く方がオススメです。

文章で過去形を使う

履歴書をよりプロフェッショナルに見せるために、いくつかの文法のヒントがあります!「I」から文章を始めるより、過去形のセンテンスで内容を整えて下さい。これは非ネイティブスピーカーにとって少し難しいかもしれません。いくつかの例を見てみましょう。

“Planned and executed the production schedule to improve manufacturing processes.”

「生産スケジュールを計画および実行して、製造プロセスを改善します。」

“Developed analytic skills and attention for detail”

「分析スキルと細部までの開発します。」

“Managed and monitored services to ensure business continuity and production”

「サービスを管理および監視して、ビジネスの継続性と生産性を確保する」

これはもちろん「I」から始めないという意味ではありませんが、過去形を活用すると、履歴書がより洗練されます。数字などの確実、すぐ理解できる情報を入れることもオススメです。

必要であれば、2ページ目を使っても大丈夫

日本では5ページ以上を書くの履歴書はそれほどおかしくないかもしれませんが、英語圏文化だったら、シンプルで、要点をまとめる内容がベストです。だから英語の履歴書は2ページ以下にするというルールがあります。普通は 1ページが一番理想ですが、本当に別のページが必要な場合は、2ページ目を使用することも大丈夫です。

推薦リストを事前に準備

あなたと信頼関係を持っている人からの推薦は、大きなプラスになります! 欧米の文化、たとえばアメリカでは、推薦状は非常に重視しています。新卒者であるならば、あなたと良い関係を築いている教授またはメンターに推薦状を書いてもらう方がオススメです。もしあなたは中途である場合、上司からの推薦状はかなり好印象になれます。ここでの注意点は先に必ず推薦状を書くしてもらう方々と確認してください。企業からメールや電話をくる場合がありますので!

カバーレターはオススメ

カバーレターは、履歴書以外自己紹介するのに最適な方法です。優れたカバーレターには履歴書に関する情報が含まれており、少し個人経歴のガイドラインを提供します。簡潔なカバーレターは、あなたの応募動機を強化できます。あなたの履歴書が会社に読まれる機会も増やすでしょう。

自慢しない!

これは大事です! 私たちはいつも他の競争者より競争力を持たせたいです。 ただし、自分を自慢しないでください。 偽の経験やスキルは、後でもしくは面接中でバレてしまう可能性があります。人としての信用を台無しにしますから、これは要注意です!

スペルミスや文法エラーに注意

これは、履歴書を英語で書くときに注意すべき最も基本的なことです。 このルールは、ネイティブスピーカーと非ネイティブスピーカーの両方に適用されます。 スペルミスや文法エラーのある履歴書は、プロに見えないからです。一つのミスでも面接の機会をなくす可能性もあるため、履歴書を出す前に必ず校正して、完璧であることを確認してください。自分の英語力に自信がない場合は、編集を手伝ってくれる人を頼んで、できれば、実際の面接の前にインタビューを練習してください。

まとめ:スキルや人柄を表現

履歴書を書くことは決して簡単なことではありません。もちろん英語でそれを書く方はより難しくなります。どんなに素晴らしい人であっても、履歴書は面接のチャンスを得るための第一歩です。英語で履歴書を作るのは決して簡単ではありません。シンプルな言葉を使って、何回を修正して、他の人を見てもらって、あなたのスキルや人柄を表現できる履歴書を作りましょう!

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