未経験からIT業界に飛び込むのは可能か、今後伸びる業界なのか、30代からでもスキルを身につけられるのか、あらゆる角度から30代からはじめるIT業界への転職を考えていきます。IT業界へ転職を機に給料の大幅UPを目指しましょう。
現在のトレンドはIT業界だけど人材不足
マイナビ転職の【2018年版 業種別ランキング結果概要】によると現在一番平均年収の高い業界は「ベンチャーキャピタル」で平均年収は1436万円となります。
ベンチャーキャピタルの後は外資系金融、証券、投資銀行、不動産、生命保険・損害保険と続きます。
今稼げているからといって将来も安定成長し続ける分野かというとそうは限りません。
数十年前に一番稼げて人気だったのは「銀行業界」でしたが、現在では17位の平均年収561万円に下がっています。
以上のことから「今後伸びる業界」へ転職することが大事だといえます。
そこで「今後伸びる業界」となるのですが、「IT業界」で間違いなく、第4次産業革命(IoTやfintech、AI、ビッグデータ)と共にまだまだ伸びると予想されています。
スマホが普及した今、ITは私達とって欠かせないサービスとなりつつあり、AI×自動車やAI×農業といった他産業へのクロスオーバーも相まって更なる需要が期待されます。
しかし、今後の需要が期待される肝心な「ITエンジニア」は年々人手不足が深刻化しています。
経済産業省の資料によると2015年時点ですでに170,700人の不足だったIT業界は現在2018年では243,805人が不足、2030年には約2倍以上の585,598人が不足、かなり深刻な状態が予想されます。
これを受け、小学校の義務教育にプログラム授業を取り入れるなど政府も対策を講じています。
どんな職種からもIT業界への転職は可能か?
今後トレンドとなることが予想されていますが、人手不足の業界つまり「IT業界」へ転職した人達は元々どの様な業界で働いていたのでしょうか。
IT知識の下地があったから転職できたとあっては、本当に自分にできるのか疑問が残ります。
しかし、IT業界に転職を果たしているのは前職が営業や飲食店、ドライバー等様々で門戸は広く空いています。
「IT業界で通用する技術はどこで学ぶ?」で後述いたしますが、IT業界に必要なスキルを学ぶ場はたくさん存在します。
従って、今までITスキルを学んでいなくても「自ら進んで学習する意欲」さえあればITスキルの習得は可能だということです。
IT業界の申し子である堀江貴文氏や西村博之氏もプログラミングは独学ですから、ITスキルを独学で学ぼうが習おうが関係ないということが分かります。
IT業界で通用する技術はどこで学ぶ?
IT業界へ転職するにはITスキルが必要となりますが、一体どこで学べばよいのでしょうか?
ひと昔前は「パソコン教室」に通ってITスキルを手に入れるといった具合でしたが、ネットが発達した現在では様々な形でITスキルを学ぶことができます。
それではITスキルの学び方を見ていきましょう。
本で学ぶ
前述と反しますが、ベーシックな勉強法として「本」は外せない学習コンテンツとなります。
C言語やPython、HTMLといったプログラミング言語を学ぶ時も本を一冊購入すれば、多くの情報を学ぶことができます。
しかしながらIT業界はスキルの流行り廃れが激しい為、今は使わない知識を学んでしまったり、情報を探すのに苦労したりといったデメリットがあります。
ブログやサイトなどで自分で学ぶ
こちらが無料かつすぐ始められる勉強法となります。
すぐ勉強できますので、思い立った日にすぐITスキルを学ぶことができますのでモチベーションの低下を防いでくれます。
しかし、ある程度ITスキルの知識をもっていないと、何を検索すればいいか分からないといった状況に陥りますので、自分で学べる能力とある程度ITの知識が必要です。
オンライン学習サービスProgateを利用する
オンラインプログラミング学習サービスであるProgateと呼ばれるプログラミングを学習する環境がネット上にリリースされており、ゲーム感覚でプログラミングを学習することが可能です。
プログラミングを全く勉強していなかったとしても、実際にコードを記入して感覚でプログラミングを学べるサービスとなっていますので実践力のつく学習サービスとなっています。
ゲームのレベルアップシステムを採用しており、自分のレベルを上げることで楽しみながらプログラミングを学ぶことができます。
マンツーマン指導のサムライエンジニア塾で学ぶ
ITスキルはネットで学べることが分かったけど、やっぱり人から教えてもらいたいな…という方はサムライエンジニア塾がオススメです。
サムライエンジニア塾では世界発のプログラミングをマンツーマンで教える塾となっており、これまで7,000人以上の実績をほこっています。
多少費用はかかってしまいますが、自分が分からない時にすぐ質問できる環境はうれしいサービスですよね。
IT業界で仕事を探してみよう
仕事を探すというとハローワークだったり新卒一括採用の就職活動を思い浮かべますが、今の転職活動で必須なのはWebです。
ネットでは転職先の会社をたくさん紹介しているというのもありますが、自分にあった転職先を見つけるのに有利です。
中でもおすすめなのがエンジニアやクリエイターのためのIT/Web業界に特化した転職求人サイト「techcareer」です。
職種やエリア、年収から自分に合う仕事を検索することが可能で、職種ではWebエンジニアやゲームプログラマーからシナリオライターまでIT業界のありとあらゆる職種を検索することができます。
まとめ:スキルを磨き自分の年収を上げる
今回は30代未経験からIT業界へ転職について考えてきました。
30代といえども転職を機に活躍している人は多くいます。「もう30代だし、無理かな」とあきらめるのではなく、ITスキルを磨き自分の年収を上げていきましょう。