世の中には、IT系に特化した転職サイトだけでも膨大な数があります。その中からどのサイトを選んで転職活動を始めたらいいのか、悩んでしまう人も多いでしょう。そこで今回は、IT系の転職サイトの中で、ぜひ登録しておきたい5つのサイトを紹介していきます。

IT系の転職サイトの傾向を考察

数ある転職サイトの中でも、福祉系、事務系、営業系などさまざまなジャンルがあります。IT系の転職サイトに限って見てみても、「ゲーム業界を目指す人向け」「スマホ業界を目指す人向け」など、特定の業界に特化したサイトが多数あります。

ほかにも、フリーランス向けの転職サイトや、ベテラン向け・高年収の求人が多い転職サイトなども存在します。

転職サイトによって求人数の数にも大きな違いがあります。特定の業界に特化した転職サイトだと、求人数が数千件というケースがほとんどですが、リクナビNEXT・マイナビ転職をはじめとする大手の転職サイトの場合、数万件の求人が見つかることもしばしばあります。

求人数だけでみると、小さな規模の転職サイトを使うよりも、大手の転職サイトだけを使っていた方が効率が良いと思えるかもしれません。しかしITに限っては、小規模な転職サイトを使う価値があったりするのです。

というのも、IT業界は慢性的な人手不足の影響によって、売り手市場が加速しています。企業の求人数に対して、転職を考える求職者(エンジニア)の数が圧倒的に少ない状態が続いているわけです。

今の業界事情を考えれば、私たちエンジニアは転職先を選び放題であるともいえます。大手の転職サイトではなかなか理想の条件にぴったりの職場が見つからなかったとしても、小規模な転職サイトに掲載されているニッチな企業の求人広告が理想と完全にマッチする…という状況も考えられます。

したがって、どの転職サイトを使うかを検討する際には、1つだけではなく複数のサイトに登録しておくことをおすすめします。大手の転職サイトはもちろん、業界に特化した小規模な転職サイトも積極的に活用していきましょう。

良いIT系の転職サイトの見つけ方

企業にもブラック企業とホワイト企業が存在しているように、実は転職サイトにも質の良いサイトとそうでないサイトが存在します。あまり質の良くないサイトを使ってしまうと、ブラック企業ばかりが応募先として表示されたり、働きやすい職場が見つかりにくかったりもします。

とはいえ、その転職サイトが良質かどうかを見分けるのは非常に簡単です。具体的にどんなところを見ればいいのかというと、求人広告のボリューム、情報量が目安になります。

全体的な傾向として、求人広告1つあたりのボリュームが大きければ大きいほど、良質な転職サイトであると判断することができます。その理由は、転職サイトのビジネスモデルを考えてみれば理解できると思います。

転職サイトの収益源は、求人広告の出稿料です。「この求人を掲載しますので、○○万円支払ってくださいね」というビジネスモデルですね。このビジネスモデルにおいてより多くの収益を得ようと考えた場合、広告1つあたりの単価を上げるか、広告を掲載する回数を増やす方法が考えられます。

近年では転職サイト同士でも価格競争が行われていますので、単価をアップするのはあまり現実的なことではありません。であれば、広告を掲載する回数を増やすことが、収益アップにつながる方法となります。

広告の掲載回数を増やすためには、求人広告の内容を薄っぺらいものにすればいい。なぜなら、内容の薄い求人広告を見て応募した求職者は、理想と現実とのミスマッチで、すぐに辞める傾向が強くなるからです。

そうなれば、また人材が不足した企業が広告を出稿し、転職サイトはガッツリと利益を確保できるという流れです。これが、悪質な転職サイトのやり方なんですね。

良質な転職サイトを見つけるためには、その逆を突けばいいということになります。つまり、求人広告の内容が充実しており、ミスマッチを防ぐ工夫がされていること。簡単に言ってしまえば、求人広告の情報量が多いところを探せば良いということになります。

ここで少し、自社サービスの紹介をさせてください。

当サイトのtechcareer magazineは、IT系エンジニア・クリエイター向けに特化した転職エージェント「techcareer」というサービスを展開しています。転職活動スタートから就業中まで、エージェントが手厚くサポートすることで理想の働き方を応援しているメディアです。

また、フリーランス向けには「テクフリ」、派遣向けには「techcareer haken」の姉妹サイトをオープンしており、さまざまな働き方を追求するエンジニアを強力にバックアップしています。

エージェントとは言っても、登録したら必ず話を聞かなければいけないというわけではありません。求人情報をチェックするため、情報収集目的で登録されているユーザーもたくさん存在します。

登録は60秒ほどで完了しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

IT系の転職サイト おすすめベスト5

いよいよIT系の転職サイトのおすすめベスト5を紹介していきましょう。

リクナビNEXT

大手の転職サイトといえば、リクナビNEXTは外せません。大手企業から中小企業、ベンチャーまで豊富な求人が揃っており、第二新卒向けや女性向けなど、さまざまなジャンル別の求人も掲載されています。

IT業界向けには、「リクナビNEXT ITキャリア」という転職サイトも用意されているため、こちらもチェックしてみると良いでしょう。

マイナビ転職

リクナビNEXTと同じくらい知名度が高いのが、マイナビ転職になります。豊富な求人数に加えて、転職ノウハウについても記事も大量に投稿されており、ノウハウ記事をチェックするだけでも役に立つことでしょう。

未経験OKの求人も豊富なので、これからIT業界を目指そうと考えている人の場合は、まずリクナビNEXTとマイナビ転職の2つに登録しておきましょう。

レバテックキャリア

IT系に特化した転職サイトの中でもっとも大手なのが、レバテックキャリアです。豊富な求人数と、業界に詳しいキャリアアドバイザーに相談できる点が大きな特徴で、自分に合った転職先を見つけやすいメリットがあります。

IT業界の大企業も求人広告を出稿しているメディアですので、大手志向のエンジニアはもちろん、未経験からスタートしたい人や年収アップを希望している人にもおすすめです。

ビズリーチ

ビズリーチはIT系に特化した転職サイトではありませんが、ハイスペック向けの高年収な求人を多く掲載していることで知られています。年収1000万円に近い報酬を手にしている人や、経営幹部クラスを視野に入れて転職活動を行うなら、ぜひ登録したい転職サイトです。

一方で未経験者には向かないため、30代、40代以降になってキャリアを積んでから登録することをおすすめします。

techcareer

最後に、弊社のtechcareerです。700社の掲載企業数、2000件以上の求人数を誇るtechcareerは、IT系に特化した転職エージェント。応募者一人ひとりにマッチした求人をご提案し、理想の働き方をサポートしています。

担当者とじっくりと相談しながら、理想のキャリアを追求したい人におすすめなので、興味がある方はぜひ登録してみてください。

まとめ:複数のメディアに登録して求人を探す

IT系の転職サイトを選ぶ際には、大手のサイトから小規模なサイトまで、複数のメディアに登録して求人を探すことがポイントになります。その際には、求人広告のボリュームをチェックして、信頼できる転職サイトなのかどうかを確認しましょう。

今すぐシェアしよう!
今すぐシェアしよう!