今回はタビアン株式会社の取締役・東出 忠昌さんがご登壇し、現在フリーランスとして活躍されている、又はこれからフリーランスとして活躍されたい方々に向けた講義をレポートします。コンフライアンス強化によるアサイン先でのトラブル回避から社会で生き抜いていくノウハウを聞いてきました。3回に分けてお送りします。

講師紹介

Yasu&Ken:こんばんは!

Yasu:本日の講義(https://techcareer-events.connpass.com/event/176007/)はリモートで参加しています。

Ken:始まりましたね。

Yasu:まずは東出さんからの自己紹介です。

Ken:どのような方なのでしょうか。プロフィールを見てみましょう。

大手コンサルティングファーム複数社を経験。 その後、株式会社ベルテクス・パートナーズ 創業メンバーとして参画。大企業を中心に IT戦略や大規模プロジェクトのマネジメントを行う。その他、複数ベンチャー企業のコンセプトデザインや、新規事業創出などを推進。 現在は複数企業・団体を経営及び運営する。

Yasu:PMやIT戦略、いわゆる上流に軸足を置いて仕事をしていた方ですね。

Ken:上記のプロフィール以外にも明治大学や東京理科大学の講師もして、上場企業の新人研修の講師として招かれるなど幅広くご活躍されています。

Yasu:エンジニア として現場でも活躍された方みたいですし、上流と下流の両方の視点から話してくれそうです。

本題

Yasu:さて、本題に入りました。フリーランス経験のある人には「法律や組織の中で働く場合どうすれいいのか?」フリーランスを始めたばかりの方には「コロナ禍で漠然とどうすれば良いのか?」という不安や疑問についてです。

Ken:それと、昨今のフリーランスを取り巻く現状と「そもそもフリーランスってどんなスキルセットが必要か?」と東出さん(発注者側)の視点で導き出された答えを元に、お話するみたいです。楽しみですね。

Yasu:本日のアジェンダが出ました。下記3本です。

  1. 市場価値の高いフリーランスエンジニアの共通点とは?
  2. 今更聞けない契約と法律と発生しやすいトラブル
  3. 「何で私が?」実力以外の理由で契約解除された話

市場価値の高いフリーランスエンジニアの共通点とは

Yasu:いきなりドラクエとかファイナルファンタジーRPGの話?

Ken:なるほど、エンジニアを勇者にたとえていますね。エンジニアの技術力はRPGの武器に相当するそうです。

Yasu:でも、武器は強ければダメージを与えられますが、その中でレベルを上げないと強い武器を持っていても、まともに戦えませんとのこと。

Ken:「基礎レベル」がRPGのレベルなんですね。ビジネスマンとしての基礎体力や常識、コミット、コミュニケーション能力次第で、技術を活かせるかを表現しています。

Yasu:具体的な説明に入りました。フリーランスは企業に入って勤怠で体調を崩したり、体調管理ができない人は信用されません。コミュニケーションにおいて「YES、NO」をまともに返せない人もそうですね。

Ken:何をするにも他人事で、誰かのせいにしてしまうと、どんなに技術力があっても信頼されません、ビジネスは人対人ですとのこと。痛いところをつきますね。

Yasu:RPGの話に戻りました。RPGには色々な敵が出てきて、剣で刺してもダメージを与えられない相手もいて、魔法じゃないと倒せません。

Ken:魔法はITの技術力以外の知識や経験に相当するみたいです。

Yasu:ITの技術力以外の知識や経験とは具体的に、業務知識と呼ばれるもの、例えば特定の金融の一部の領域だったり、人事系の業務知識だったり、法律の知識です。この部分は弱いから今回の講義で学びたいですね。技術ばかりに気を取られていました。

Yasu:中には技術力だけで勝負する人がいますよね。

Ken:いると思うけど、それでも市場価値の高いエンジニアは桁違いのキャリアみたいですね。例えばマサチューセッツ工科大学でAIの研究をしました。とか、特定の領域で特化した人だけみたいですよ。そのような人は流石にここに参加しないです。

Yasu:そうなると技術以外のところが必要になりますね。

Ken:基礎レベルの一環としてセールス力も必要だそうです。フリーランスは自分で仕事取ってこなければなりません。そういった知識や能力や人脈が必要とのこと。この辺はあまり意識していなかったので、気がつかされますね。

Yasu:次にソフトスキルについてのお話です。RPGには勇者がいれば戦士もいて魔法使いもいます。何をもってエンジニアを勇者とするのか? それはソフトスキル、つまり個々人の特性を踏まえたスキルだそうです。

Ken:コミュニケーション能力や、リーダーシップ、本人のキャラクターやマネジメントスタイル、志向性などもここに入るようです。

Yasu:自分の特性を見極めた上で長所を磨いていくべきなのか、短所を是正すべきなのか、それは勇者になりたいのか、戦士のまま生きたいのか、自分の中で定義する必要があるとのこと。つまりマインドのことなんですね。

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