開発初心者の僕が、Railsで開発したアプリケーションをHerokuにデプロイする際の手順をまとめました。
Herokuとは
Herokuとは 簡単に言うと「アプリケーションを実行するための環境」です。
Herokuを利用することでアプリケーション実行のための環境構築を必要とせずに開発したアプリをデプロイできます。
Herokuのセットアップ
HerokuではPostgreSQLデータベースを利用します。
そのために本番環境に pg
gemをインストールしてRailsがPostgreSQLと通信できるようにします。
Gemfileに追加
Ruby
group :production do
gem 'pg', '0.20.0'
end
本番用のgemをローカル環境にはインストールしないようにするために、bundle install
に特殊なフラグ --withiout production
を追加します。
shell
$ bundle install --without production
実行したら変更した内容をコミットします。
Herokuのインストール
shell
$ heroku --version
を実行して、Herokuがインストールされているかを確認します。
インストールされていない場合は
shell
$ brew tap heroku/brew && brew install heroku
でインストールしましょう。
Herokuがインストールされたことを確認し、セットアップを行っていきます。
shell
$ heroku login --interactive #accout Email & Password
$ heroku keys:add #SSHキーの追加
最後に、heroku create
コマンドを実行して、Herokuサーバーアプリケーションの実行場所を作成します。
shell
$ heroku create
Herokuにデプロイする
Railsアプリケーションを実際にHerokuにデプロイするには、まずGitを使ってHerokuにリポジトリをプッシュします。
shell
$ git push heroku master
完了したら
shell
$ heroku open
でブラウザ表示できるようになります。
アプリケーションの名前の変更は
shell
$ heroku rename <app-neme>
複数のマシンから1つのHerokuのアプリを更新する
1台のPCからHerokuにpushするには
shell
$ heroku create
を実行すると各種設定ができるようになります。
2台め以降は
shell
$ heroku git:remote --app <Heroku上のアプリの名前>
でpushできるようになります。