朝9:00、机の前に座って同僚とチャットをし、資料を読み通し、その後会議に出席する予定があります。 そしてやっと午後の6時に作業を開始します。あなたは疲れ果てていましたが、ちゃんと済ませた作業は一つもありませんでした。みんなさんはきっとこんな経験がありますよね! 忙しくしつつも、効率がなかなか上がらない。 たまには大丈夫ですが、もしこの状態が続き、仕事のパフォーマンスに影響を与えるほどになった場合、何が原因でどのように改善できるかを考えなければなりません。 今回はあなたが非効率的になるいくつかの理由を見てみましょう。

先延ばし

生産力が低下する時に打ち勝つ際に直面する最大の課題は、先延ばしの習慣です。人間は 優先度が低く、先に済ませられる作業を選び、そして、本当に優先度の高いタスクを延期する傾向があります。ただし、伸ばす(まつ)時間が長くなるほど、その待機を正当化するためにより完璧な結果を果たさないといけません。 そして、私たちはただ待ち続けます。先延ばしの習慣は、あなたの仕事に大きな影響を与える可能性があります。それは個人的なパフォーマンスに影響するだけでなく、チーム全体のパフォーマンスにも影響を与える可能性があります。なぜ先延ばしがそれほど悪いか? それはエンジニアの作業スタイルの性質に関わることです。 開発者は普通チームとして複数のプロジェクトを処理しています。 ある部分が遅れている場合、次のステップに影響を与え、プロジェクトを全体遅らせる可能性が非常に高くなります。この状況を改善したいなら、TO-DOリストを作って、タスクに優先順位を付けることはとても重要です。

そしてタスクをより迅速に完了するために最新の技術やツールを是非活用してください! 今はエンジニアのために、タスクとチームプロジェクトを管理するできるツールが数多くあります。たとえば「GitHub」、「Jira」、「Backlog」、「Stand-Bot」などのエンジニアリングプロジェクト管理用ツールは多くのエンジニアが愛用されて便利ツールです。これらのツールは開発チーム 全員で情報を共有できます。「最初の一歩を踏み出さないと何も変わりません」このことを常に覚えておいてください。延期する代わりに、タスクのほんの一部に取り組むだけで、タスクをより完了しやすくなります。

英単語

先延ばし:procrastination
習慣:habit
優先度:priority
優先順位付ける:prioritize
活用:utilize

未来に対して不安すぎます

エンジニアは35歳で定年。この年齢制限の説は多くのエンジニアがこれからどの方向に進むべきかを心配しています。もちろん、これは事実ではありませんが、人が自分の将来の進路を考えることは普通です。特に、高齢のエンジニアにとって、若い同僚と比べると、確かに考えは鈍くなり、最新トレンドに追いつくのも難しくなり、そして長い時間でモニタを見て、開発に集中することも体にキツク感じています。幾つかの経験があっても、自分エンジニアとしてのキャリアの方向性に疑問に思わせます。

確かに一部の人は、数年後に何になりたいかについて非常に明確なビジョンを持っています。 しかし、多くの人は、このビジョンは今から遠すぎて、代わりに不要な不安感を覚えます。 もちろん、誰もが自分のキャリアで達成したい目標を持っています。しかし、今から数年後のことを心配するのではなく、現在の段階でコントロールできるものに集中してください。大きなタスクを小さなパーツに分けると、作業がより簡単になります。 また、一点を覚えておくべきことは、コントロールできないものにあまりにも多くの感情を費やさないでください。これらの感情は、あなたがやるべきことからそらし、効率性と生産力を低下させます。

英単語

何に対して不安すぎな気持ちを感じる: overwhelmed

動機とビジョンの欠如

仕事にやりがいを感じる場合があれば、そうでない場合ももちろんあります。 前に言った通り、いくら大きな目標を持っていても、自分がどうしてもコントロールできないものに対して余計な心配は要りません。しかし、仕事に対して、全くビジョンがない場合も人のやる気をなくし、生産力も低下します。

エンジニアにとって、将来のキャリアパスを描き、動機を掘り下げることは重要です。 前段で説明したように人は、年をとるにつれ、エンジニアとして長時間、集中する作業スタイルに対しての精神力と体力は下がります。 最終的には、キャリアを単純な開発者からプロジェクトマネージャーなどの他のポジションに切り替える人は少なくないです。

これに備えて、まず いくつかの目標を設定しましょう。最初は小さな達成可能な目標にしても大丈夫です。徐々に目標を大きくしていきましょう。 もう一つはこれらの質問をちゃんと考えでください:「なぜこのことをやっているのか」、「自分は何を達成したいのか」、「(社会や人に)どのような影響を与えようとしているのか」。これらの質問に答えられますなら、今は歩んでいる道が自分のビジョンに合っているかどうかわかっています。そして自分自身をより効率化するための働き方も見つかれます。

英単語

動機: motivation

コミュニケーションが足りません

効率を下げる原因に、他人とのコミュニケーションの欠如があげられます。

残念ながら、コミュニケーションの欠如はおそらくエンジニアの間でよくあることです。 多くの場合、開発者は1日中コンピューターの前に座って、開発だけに取り組んでいます。 いわゆる「コミュニケーション」は大体、Slackまたは他のチャットアプリで済ませます。そのため実際の会話をなくし、人はやる気の欠如を感じ、パフォーマンスを低下させる可能性があります。

人間は、有意義な生活を送るために、コミュニティ(社会)の一部であると感じるためにコミュニケーションが必要です。オフィスでのコミュニケーションは、従業員の効率と生産力を高めるために大事なことです。だから、どれだけ忙しくても、たとえ5分間の会話、昼休み中の会話は、開発のストレスから解放し、次の仕事に直面するのに役立つ方法です。

英単語

有意義な:meaningful

集中できない環境

人が職場で生産力の低下を感じる大きな理由の1つは、集中できない環境にいることです。 これは特にエンジニアに当てはまります。コードを書くのは簡単な作業ではなく、計算能力だけでなく、集中力と論理的思考を必要とします。 気晴らしに満ちた環境ではそれができません。

メールが多すぎる、会議が多すぎる、ソーシャルメディアのこと、散らかったワークスペースでさえ、効率低下させる可能性があります。皆さんはもちろん、一定の時間内にタスクを完了させたいですよね! でも多くの場合は会議など他の作業の間でタスクを絞らないといけません。 気を散らすことのない快適なオフィス環境、たとえば、必要な機器に合わせて十分に広い作業デスク、長時間の開発をサポートできる座り心地いい椅子や音楽を聞いても大丈夫な環境は人の生産力を高めます。

英単語

集中力を散らし:distract
(作業や物を)絞り:squeeze
集中する:concentrate, engage

必要な柔軟性が得られない

近年ではフリーランスやリモートの働き方が人気を集めています。 開発者は、インターネットに接続されたコンピューターがあれば、どこからでも仕事できます。

しかしほとんどの人は、オフィスに1日中いなければなりません、たとえプライベートで何か発生しても休暇を取るのも難しいです。朝のラッシュアワーに電車に乗って、時間通りに出社しないといけません、そして長時間オフィスにいないといけません。おそらくほとんどの人は「なぜここにいなければならないのか」と疑問に思われますよね!

エンジニアの目線から見ると、何となく時間の無駄です。エンジニアは自分のタスクに対して大きな裁量権があります。リモートワークというオプションなど、必要な柔軟性を彼らに与えると、それも人の生産力を大幅に向上させることができます。

英単語

柔軟性:flexibility

健康的なライフスタイルを維持しない

健康的な食事、よく眠る。 簡単に聞こえますが 、開発者の作業スタイルの性質とIT業界の性質のため、これはエンジニアにとって容易ではありません。 ほとんどの場合、ストレス解消のために、大体の人は、自分が食べたいものを食べて、夜スマートフォンをいじって夜更かししているかもしれませんね。そうすれば、徐々に疲れやすくなり、仕事に集中するのが難しくなります。健康的なライフスタイルは、免疫システムを強化し、健康な精神状態を維持するのにも役立ちます。もしあなたはすでに健康的なライフスタイルを過ごしているのであれば、ぜひキープしてください。もしそうではありませんなら、今日から、健康な生活を送り始めましょう。

英単語

免疫システム:immune system

助けを求めない

もちろん、自分ですべての仕事をうまく処理できるようにしたいと思っていますが、 特に、開発者はほとんど自分のタスクで独立して作業します。 しかし、問題にぶつかる場合は必ずあります。他の人も自分のタスクでいっぱいいっぱいかもしれませんが、分からないことがあったら聞きましょう。分からないまま進めると、他のタスクに影響を与える可能性があります。必要な時に必ず他人に助けを求めましょう。

まとめ:生産力を低下させる原因を洗い出す

最後に私が気に入っているCal Newportの『Deep Work』からの言葉を引用します。

「私たちはかつてほど多くのDeep Work(深い考えが必要なこと)に携わることではありません。つまり、私たちが何をしているのかを本当に考える時間がありません。私たちは常にマルチタスクを行い、会議の合間に少しずつ仕事を絞るだけです」

私個人にとって、より効率的になるために、前向きに集中し続けることができる方法を見つけることは非常に重要です。最初は自分の生産力を低下させる原因を洗い出して、解決できる方法をご自身で見つけてください。

今すぐシェアしよう!
今すぐシェアしよう!