「目的」を表す英語は何ですか? goalをあげる人はおそらく多いでしょう。それは確かに目的の意味はありますが、実際に英語での使い方は若干違います。今回の記事では「目的」という意味を持ち、内容ごとにニュアンスがある英単語の正しい使い方を紹介します。
「目的」の意味を持ち英単語とは:
今回は五つの単語を紹介します。それでは始めましょう。
『purpose』
「目的」の英語と言えば、ネイティヴの人は『goal』ではなく、『purpose』をあげる方が多いです。その意味を調べたら、確かに言葉的には「目的」と近いです。『purpose』は行動や行為を行う理由や動機に使う、つまり「意図」、「目的」という意味を持つ単語です。少しの例文を見てみましょう。
例:I really don’t understand what is the purpose of doing this.
これを行う目的が何なのか本当にわかりません。
例:What is the purpose of your visit?
あなたの訪問の目的は何ですか?
例:The purpose of this presentation is to raise awareness of global poverty.
このプレゼンテーションの目的は、世界の貧困への認識を高めることです。
『for the purpose of ~ ing』:~するために
これは『purpose』に関しての定番の使い方の一つです。
例:He went to America for the purpose of studying English.
彼は英語を勉強するためにアメリカに行った。
例:He went back to his hometown for the purpose of starting his own business there.
彼は自分のビジネスを始めるために故郷に戻りました。
『on purpose』:わざと
例:Did you make the mistake on purpose?
あなたはわざと間違えましたか。
例:He did it on purpose!
彼はわざとそれをしました!
『objective』:目的、目標
これは『object』という単語から変化形です。『object』は「もの」、「対象」の意味です。その変化形の『objective』は「目的と目標」という意味で使います。
例:Our ultimate objective is to win the game.
私たちの最終の目標は、ゲームに勝つことです。
例:My objective is to pass the exam.
私の目標は試験に合格することです。
例:We must reevaluate the plan again. We seem to have lost sight of the original objective.
私たちはその計画を再評価しなければなりません。 本来の目的を見失ってしまったようです。
『aim』:狙い、狙う、目指す
これは「目的」という意味を持ち、ちょっと変わった単語です。先に例文をご覧ください。
例:The team is aiming for a new world record.
チームは新しい世界記録を目指しています。
例:I am aiming to be a lawyer.
私は弁護士になることを目指しています。
例:The magazine is aiming at the audience in their 20s.
その雑誌は20代の読者を狙っています。
『aim』は達成したい目標や目的などがあって、行動の先にあるゴールのことです。
『target』: 目標、目的
これは『aim』の意味と近く、具体的な数値目標がある時に使う単語です。
例:Unfortunately, we didn’t achieve the sales target this semester.
残念ながら、今期の販売目標は達成できませんでした。
例:What is the particular audience that the paper is targeted at?
この新聞が対象としている特定の読者は誰ですか?
例:He hit the target precisely.
彼は的を射た。
まとめ:和訳は一緒ですが、使う場所は大きく違いがあります
今回紹介した単語は確かに「目的」という意味がありますが、実際に使えるところでは大きな違いがあります。今回紹介した単語は和訳の意味は一緒かもしれませんが、英語では通用しません。確実にそれぞれの違いを把握して、正確に使いましょう。