現在、グローバル化の波が強くなっているため、日本でも外資系企業が増えています。外資系企業は通常、より良い給料と福利厚生、よりオープンでフラットな労働環境、グローバルなビジネスモデルなどをイメージします。前回お話ししたように、外資系企業は通常、日本語を話せない外国人労働者を雇い、あなたの同僚、またはマネージャーが外国人である可能性が高くなります。そのため、外資系企業は、ある程度の英語能力を求めてる可能性が高くなります。
まず、外資系企業の定義について明確にしましょう。海外の投資家が企業の株式に一定割合を保有しているという意味で、外資系企業と定義されています。主に3つの定義があります。
外資系企業とは
最もシンプルな企業タイプは、海外企業が日本に支社を設立し、日本での事業を促進することを行います。 これには、Google、Facebook、Apple、さまざまな業界の多くの海外企業など、多くの例があります。
一部の外国企業は、日本企業と協力してビジネスを行う傾向があります。 国によって独自のビジネスモデルとやり方法があって、外国企業がいきなり海外マーケットに参入するのは難しい場合があります。地元企業とコラボレーションすることは、海外市場が参入しやすい方法の一つです。
最後に、日本企業が外国企業に買収された場合、その企業は一定割合の株式を海外企業が所有する可能性が非常に高くなります。この場合はロカール企業から外資系企業となります。
外資系企業の面接
決して英語の面接を行うわけではありませんが、外資系企業は本社との連結、日本以外の支社、顧客対応する場合があります。面接である程度英語でやり取りを求める可能性があります。例えば、英語で質問を答える、英語でグループ討論とプレゼンテーションをするなど、英語力を求める場合があります。
そして、どんな会社であっても、面接にはよくある質問がいくつかあります。 英語でやらなければならない場合でもパニックにならないでください。それでは、外資系企業がインタビューでよく出るいくつかの質問に見てきましょう。
自己紹介
どんな会社にインタビューしても、最初の質問は普通に「自己紹介」です。これにはいくつかの言い方がありますが、最も耳に入る言い方は次のとおりです。
“Tell me (a little bit) about yourself.”
簡単な自己紹介をしてください。
“Please introduce yourself.”は間違っていないですが、ちょっと硬いため、あまり使いません。
そして、ここの注意点は、会社が知りたいことはあなたの過去の経験です。たとえば、あなたが中途であれば、以前の仕事の経験について簡単に話すべきです。新卒の場合は、大学や専門学校での学業経験について話します。日本の会社では、個人の家族や結婚の状況などについて知りたいかもしれません。しかし、外資系企業は普通、そのようなプライベートな質問はあまり聞かないです。彼らが知りたいのは、あなたの過去の仕事/学歴、専門的なスキルです。これは仕事の面接なので私生活ではなく、あなたのスキルを見ているからです。
答え:
“I worked as a salesman for XXX for 5 years…”
XXX会社でセールスマンとして5年間働いていました…
“I graduated from XXX university in 2010, where I majored in economy.”
2010年にXXX大学を卒業し、経済学を専攻しました。
“I worked as a PR in XXX company. I especially enjoyed working with different clients in my previous role, and I would like to cultivate more of my skills in this aspect.”
私は前XXX会社でPRとして勤めていました。以前の職務でさまざまなクライアントと仕事をすることを特に楽しんでおり、この面で自分のスキルをさらに磨きたいと思っています。
前職や以前の経験について、少し語ればいいと思います。
退職理由
If you are a mid-term career interviewing for a new job, the new company would definitely want to know why you leave your previous job.
もしあなたは中途な方なら、面接では間違いなくあなたが前の仕事を辞める理由を知りたいでしょう。
“Why did you leave your previous job?”
なぜ前の仕事を辞めましたか?
“Tell me why you left your previous job?”
前職を辞めた理由を教えてください。
以前の同僚や職場環境がどれほど嫌いでも、就職の面接ではそれを言ってはいけません。あなたの前の会社について悪いことを話すことは就職の面接で個人の印象に対しても悪くなる可能性があります。もしあなたが会社を辞めた場合、それについて同じことを言うかもしれないと会社側は心配するからです。
この質問に答えるより良い方法は、新しい役割で何に挑戦したいのか、そして将来のキャリアパスをどのように描いているのかを語ることです。
今後、挑戦したいこと、伸ばしていきたいスキルについて説明した方がいいです。
答え:
“I got on well with my colleagues and managers and I was sad to leave. However, I wanted to acquire more different knowledge and skills in the marketing industry.”
同僚やマネージャーと友好関係があり、退職するのが辛かったです。 しかし、私はマーケティング業界でより多くの知識とスキルを習得したいと思いました。
今後、挑戦したいこと、スキルについて説明した方が好印象を残せます。
応募動機
企業は、なぜ多くの企業からその地位を適用するのかを知りたくなるでしょう。
“Why do you want to work for us?” is the most common one to hear.
どうしてあなたはこの会社で働きたいのですか?
これが最も一般的です。
時には、会社がより具体的になり、
“Why did you apply for this position?”
どうしてこの職に応募したのですか? を聞きます。
答え:
“I want to work for XXX company is because I believe that I could learn about some of the most advanced technology in the gaming production industry.”
御社で働きたい理由は、ゲーム制作業界で最も先進的な技術のいくつかについて学ぶことができると信じているからです。
ここでのポイントは入りたい理由を明確にする方がいいです。
または
もし前は関連した経験がある場合、自分はどのようにして会社に役に立つのか語る方がいいです!
“I believe I will be about to use the skills I learnt at university and my previous job to contribute to the production of a more sophisticated native App.”
大学で学んだスキルと以前の経験を活かして、より洗練されたネイティブアプリの制作に貢献しようと考えています。
この質問に対して、会社のいいポイント、自分の将来のキャリアについてちゃんと話すことができれば大丈夫です。ここは会社のことを褒めてもいいですが、やり過ぎてしまうと、調子のいい人間だと思われてしまう可能性もありますから、適度に話した方が良いでしょう。
将来について
“Where do you see yourself in 3/5/10 years’ time/ from now?”
3/5/10年後/の目標は何ですか?
これは、外資系企業や海外企業でインタビュー中によく出る、ほぼ定番の質問です。
将来のキャリアパスがどうなるかについて本当に考えていない場合や、給料が高いなどの非常に単純な理由としても、答えはそれほど「正直」にすべきではありません。
より良い答えは
“I would like to be working here as a creative director in the future.”
将来、クリエイティブディレクターとしてここで働きたいです。
“I would like to be developing my comprehensive development skill in this company.”
この会社で総合的な開発スキルを身につけたいと思います。
この質問に対して、将来にしたいポジションや学びたいスキルついて少し話すのはオススメです。
弱みと強み
“What are your weak points? / What are your strong points?”
あなたの弱点は何ですか? /あなたの長所は何ですか?
個人の弱点と強みもよく聞かれる質問の一つです。これらの種類の質問は、特にアジアの人にとってはもしかしたらややこしい傾向があります。アジアは欧米のように自信を溢れて、自己アピールすると自分の性格に対してオープンで語る文化がないです。これに対して、ちょっといくつかの答え先に考えて、練習する方がいいです。
答え:
“I am a bit of perfectionist so I tend to spend a lot of time back and forth on my work.”
私は少し完璧主義者なので、仕事に何度も時間を費やす傾向があります。
誰もが弱点を持っているので、自分の弱点を持っていることを認めることは恥ずかしいことではありません。ここでのコツは、弱点を磨いてよりポジティブに見えるようにすることです。この質問に対して、会社は、あなたが会社の文化に合うかどうか、あなたがどんな人なのかを理解しようとしています。
自分の弱点について正直になり、自分自身をどのように改善するかについて少し話すべきです。
プロジェクトについて
エンジニアとしては、常にグループプロジェクトに参加することになるため、チームワークをスムーズに実行できることが非常に重要です。 企業は、スキルだけでなく、他のメンバーとうまくやり取りできる人も求めています。
“Tell me about the most challenging engineering project that you have been involved with during the past?”
過去に携わった最も困難なエンジニアリングプロジェクトについて教えてください。
“Describe a time when you confronted a problem that really tested your engineering know-how.”
エンジニアリングのノウハウを実際に挑戦した問題に対して説明してください。
“Could you discuss a little bit about your greatest success in using (スキル・理論) to solve an engineering problem?”
「エンジニアリングの問題を解決するために(スキル・理論)を使用したあなたの最大の成功について少し話していただけますか?
“What do enjoy most/least about engineering?”
エンジニアリングの何が一番好きですか?/何が一番苦手ですか?
このような質問をする企業は、エンジニアリングチームと企業全体のチームメンバーと仲良くできるかどうかを確認しようとしています。また、企業はあなたが自分の専門スキルを最大限に活用する方法を知りたいのです。
この質問に答えるには、特定のプロジェクトについて考えてみてください。自分が言いたいことを組み立てやすくなり、企業側も理解しやすくなります。
趣味の話
この質問はそれほど一般的ではないかもしれませんが、趣味について聞く場合もあります。たとえば、アメリカの名門大学(Ivyリーグ)は、選択プロセス中に個人の趣味について質問しています。 これは、個人の性格が知られます。この質問に適切に答えるために、少し「一般的ではない」趣味、あまりプライベートになったり、「正直」に答えないでください。
あなたがスポーツ好きなら、好きなスポーツについて話し、芸術タイプの人なら、最近行った展示について話します。 ペットが好きなら、自分のペットについて少し話しをするのも大丈夫です。
この質問に対して深く話をする必要がありません。就職の面接なので、企業はあなたの私生活ではなく、あなたの専門スキルと経験を基準に判断し採用します。
まとめ:自分に自信を持ちましょう
外国語で面接をやりとるするのはとても緊張し、難しいことです。 ただし、すべての就職面接で共通な質問とコツがいくつかあります。 面接で企業が知りたいのは、あなたは会社のビジネスとサービスをどれくらい理解してるのか、専門スキル、問題解決スキルについて、将来のキャリアをどのように計画しているのかを知りたいと考えています。
心に留めておくべきことの1つは、外資系企業が海外でビジネスを成功するために海外支店・支社を設立します。これは企業にとって大きな挑戦であり、リスクであるということです。そのため、外資系企業は日本の企業より人材の適応力、即戦力、質にフォーカスします。高度な専門スキルを備え、企業文化に馴染める人材の採用を重視しています。 また異なる国の人と仕事ができる、高いコミュニケーションスキルも外資系企業が求める特長の一つです。自分に自信を持ちましょう。自分の長所、経験、会社へ貢献できるところについて話すことをお勧めします!