なぜ転職理由が大事なのか?

エンジニアとして働いている皆さんは一度は転職を考えたことがあるのではないでしょうか。自分から転職先を探している・ヘッドハンターや知人から声がかかったなど転職のきっかけは様々あると思いますが、どんな場合でも転職をする理由を聞かれることが多いです。

 

では、いったいなぜ転職理由は大事なのでしょうか? 答えは企業側と応募者側のミスマッチを防ぐためです。企業側に採用基準というものがあり、求めている人物像を定義しています。応募者側がその人物像にそぐわないと企業側と応募者側でミスマッチが起こってしまいます。

 

例えば、企業側は成長意欲があり、会社の中心を担う人物が欲しいと思っていても、応募者側が前の会社が激務で、次は安定しつつもっと緩やかに成長したいと言ったとすると、企業側が求める人物像にそぐわないため、ミスマッチが起こってしまいます。

 

転職理由を聞くことで、一体その人がどういう目的で転職をしたいのかということを中心に、その人の人物像も見えてきます。そのため、転職理由はしっかりと整理しておいたほうがいいでしょう。

 

浅く整理されていない転職理由や、現場やお客様が悪いといった他責思考、前の企業がブラックだった等のネガティブな退職理由は多くの企業では転職理由として評価されないことが多いです。

 

転職活動において、転職理由は重要だということを理解頂いたと思いますが、実際に転職理由を履歴書などのシートに書くことになります。その際に使える例文を転職理由ごとにご紹介します。

 

 

収入アップ 使える例文

まず収入アップという転職理由の例文です。エンジニアとして働く場合は個人での業務が多くなるため、個人の成果が非常にわかりやすい仕事です。そのため、「自分が成果を出しているのに収入が上がらない」といったことがよくあります。また、エンジニアはわりと激務であるにも関わらず満足するほどの収入を貰えていないといったケースも多いです。

 

そんな方が参考にできる例文をここではご紹介します。

 

即戦力として働ける

「前職では年収500万円を頂いていましたが、貴社で働ける頂く際には前職以上の年収を希望しております。前職ではSEとして、5年間中小企業向けの基幹システムの上流工程全般に従事していました。1年前からはプロジェクトマネージャーとしてチームメンバー3人のマネージメントも担当し、技術力だけではなく、マネージメント力も向上させる努力もしてきました。貴社では技術もマネージメントもできるプレイングマネージャーが不足してるとお聞きしていますが、貴社では私の今までのスキル・経験を活かして、SEとして即戦力で働けると自負しております」

 

収入アップを理由に転職をするとなると、その収入に見合っただけのスキル・経験が必要となるのでそこを是非アピールできるようにしておきましょう。

 

採用企業の人事からすると、即戦力として働けるということは教育するコストがかからないため、大きな魅力です。後は会社の人物像に合うのかということが大事になってきます。

 

 

やりがい&スキルアップ 使える例文

続いてやりがい&スキルアップという転職理由です。エンジニアとして働いているとあるあるなのが、「組織が大きいので、自分の貢献が目に見えない」「業務の末端を担当しているので、裁量権がない」というやりがいの部分や「業務の難易度が高くないため、自分のスキルが上がらない」といったスキルアップの部分で悩みを持つことです。

 

そんな方が参考にできる例文をここではご紹介します。

 

 

履歴書

 

自分自身のキャリアアップ

「前職ではSEとして、5年間中小企業向けの基幹システムの運用・保守にメインで従事していました。サーバーの設定変更や障害が起こった際の対応ということなど基幹システムの運用・保守に関して幅広く行っていました。ただ、現職では基幹システムの設計・構築にまで携われずに、自身のキャリアアップに繋がらないと考えています。貴社はシステムの運用・保守のみならずに設計・構築まで上流工程を一気通貫で手がけているので、貴社の中でエンジニアとしてキャリアアプできるのではないかと思い、貴社を志望しています。貴社の中では私の得意な運用・保守も行いながら、お客様とのコミュニケーションを第一に考え、より良いシステム作りに貢献したいと考えています」

 

やりがい&スキルアップを理由に転職をするとなると、どのようなやりがい&スキルアップを前職と比べて得たいのかということを伝える必要があります。

 

やりがい&スキルアップという転職理由の中でも多いのが自分自身のキャリアアップを目的とした転職です。例えば、下流工程→上流工程といったように更に多くのスキルが求められる職に転職するといったものです。

 

採用企業の人事からすると、もっと仕事にやりがいを感じたい・スキルアップをしたいという成長意欲の高い方は仕事をすぐに覚えて社内で活躍してくれると思うので、良い転職理由です。そのような意欲を見せると同時に自分が会社の中で何を出来るのか?ということも同時に示す必要があります。

 

 

未経験からエンジニア 使える例文

今まではエンジニア経験者の転職理由を紹介してきましたが、未経験からエンジニアになる方向けの転職理由も紹介します。

 

未経験からエンジニアへ

「私は新卒で保険会社に入社し、3年間営業として従事してきました。お客様を第一に考え、お客様への提案を通った時には大きなやりがいを感じていましたが、趣味でホームページ制作をしていたこともあり、エンジニアとしてものづくりがしたいという夢を捨てきれませんでした。貴社は上流工程から下流工程まで一気通貫で開発をしているということもあり、私の得意なお客様とのコミュニケーションと私がしたいものづくりができるという点で魅力を感じています。そんな素晴らしい環境のもとで、ものづくりを通してお客様に貢献したいと考えています」

 

前職で行っていたことを転職先で上手く活かしつつも、転職先で自己実現をするといった転職理由の例です。採用企業の人事側からも、自分の強みを社内で活かしながらも、きちんとやりたいことを持って入ってきてくれるという点で未経験でも歓迎されるでしょう。

 

未経験から転職する場合は趣味程度でもいいので、少しはプログラミングに触れてものづくりをした経験をアピールすると転職しやすいです。

 

 

採用担当者はズバリここをみている

ここまで、転職理由に合わせて例文をご紹介してきました。では、企業の採用担当者はいったい何を見ているのでしょうか?ズバリ、「会社が求めていることと、応募者が求めていることが一致するかどうか」ということを見ています。これはなぜ転職理由が大事か?というところでもお伝えしたとおりです。

 

会社が求めているものは「①スキル・経験②企業理念への共感③マインドセット」といったものが多いです。特に③マインドセットに関しては安定をしたいというよりも、成長意欲があるという心構えを見せたほうが転職はしやすいです。

 

応募者を見極める際に、採用担当者はこのようなことを中心に見ています。

 

 

まとめ:使える例文を参考に

エンジニアの転職理由 コピペ厳禁? 使える例文を教えます というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。

 

・収入アップを理由に転職をするとなると、その収入に見合っただけのスキル・経験が必要

・やりがい&スキルアップを理由に転職をするとなると、どのようなやりがい&スキルアップを前職と比べて得たいのかということを伝える必要がある

・未経験からエンジニアになる場合は、自分の強みを社内で活かしながらも、きちんとやりたいことを持って入ってきてくれると転職しやすい

 

エンジニアとして転職活動をする際の転職理由がなかなか書けずに悩む方は多いと思いますが、今回の例文を是非参考にしてみてください。

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