あなたの転職理由は何ですか?

エンジニアとして働いている皆さんは一度は転職を考えたことがあるのではないでしょうか。自分から転職先を探している・ヘッドハンターや知人から声がかかったなど転職のきっかけは様々あると思いますが、どんな場合でも転職をする理由を聞かれることが多いです。

 

転職の際は今の職場では満足ができないので転職するという方が多いですが、その理由がポジティブな理由も、ネガティブな理由もあると思います。

 

転職理由としてはまず、収入アップというものが多いです。エンジニアとして働く場合は個人での業務が多くなるため、個人の成果が非常にわかりやすい仕事です。そのため、「自分が成果を出しているのに収入が上がらない」といったことがよくあります。また、エンジニアはわりと激務であるにも関わらず満足するほどの収入を貰えていないといったケースも多いです。

 

もう一つはやりがい&スキルアップについてです。エンジニアとして働いているとあるあるなのが、「組織が大きいので、自分の貢献が目に見えない」「業務の末端を担当しているので、裁量権がない」というやりがいの部分や「業務の難易度が高くないため、自分のスキルが上がらない」といったスキルアップの部分で悩みを持つことです。

 

これら2つがエンジニアが転職を考える大きな悩みとなりますが、その悩みを解消できるのはいったいどの分野なのでしょうか? 今回はそんな転職理由から分野を吟味していきます。

 

 

IT業界とは

転職理由から分野を吟味していく前に、IT業界の全体像がどうなっているのか見ていきましょう。

 

IT業界はインターネット・Web業界、情報処理サービス業界、ソフトウェア業界、ハードウェア業界の4つに分類することができます。

 

まずインターネット・Web業界はWebメディア・ショッピングサイトなどの自社サイトを運営している企業が多いです。自社のプラットフォームの設計・開発・運用やデータ基盤の構築をしています。この業界はベンチャー企業が多いため、常に新しい最新の技術をキャッチアップしている企業が多いです。

 

経営陣との距離も近く、事業の方針・会社の方針などの意思決定も早く、自分の意見が取り入れられやすい環境があります。

 

続いて情報処理サービス業界です。情報処理サービス業界ではセールスエンジニアとしてクライアントにWebアプリ開発の提案を行うこともあれば、エンジニアとしてWebアプリの開発をすることもあります。様々なポジションがあるため、それによってやれることが異なってきます。

 

ソフトウェア業界ではプログラマーかSE(システムエンジニア)としてWebアプリ開発の下流もしくは上流工程に加わることになります。下流工程だとプログラミングをしてバリバリ開発をすることが多いですが、上流工程だと要件定義やシステム全体の設計がメインとなってきます。

 

最後にハードウェア業界です。ハードウェアの制御はJavaやC言語によって成されることが多く、実際にエンジニアとしてJavaやC言語を用いてハードウェア制御の開発に携わることになります。

 

このようにIT業界といってもその中身は多岐に渡っており、その中から自分の志望理由に合った業界を見つける必要があります。ここから詳しく志望理由に分けて分野を見ていきます。

 

 

収入の良い分野は?

まず、収入アップをしたいという志望理由の方向けの分野紹介です。収入アップを目指している方はやはり業界・企業の平均年収が高いところに身を置くことをオススメします。具体的に、どの分野が収入が高いかと言うと、インターネット・Web業界とソフトウェア業界です。

 

インターネット・Web業界は企業の規模感に依りますが、メガベンチャーと呼ばれている規模の大きいベンチャー企業であれば年収は高いです。また、自分自身が持っている技術が高かったり、プロジェクトマネジメントの経験があれば、その技術や経験を正当に評価してくれる企業は多いです。収入アップを狙うにはこの分野を選択に入れておくと良いでしょう。

 

続いてソフトウェア業界でです。ソフトウェア業界では、下流工程と上流工程があるとお話していましたが、上流工程に携わる企業はIT業界全体で見ても年収が高い傾向にあります。

 

上流工程では、お客様が必要としているシステムをコミュニケーションを通して要件定義・設計をしていく必要があります。そして、下流工程ではその設計書通りに開発を進めていくことが多いため、大手企業の下請けとして業務に携わる場合が多いです。そのため、上流工程の方が年収が高い傾向にあります。

 

 

最新の技術に携われる分野は?

続いて、最新の技術に携わりたいという志望理由の方向けの分野紹介です。最新の技術に携わりたいという方は「最新の技術を身に付けて、エンジニアとしての希少価値を高めたい」「最新の技術に触れることにやりがいを感じる」という方が多いと思います。

 

このような最新の技術に携わりたいという方は積極的に新しいものを作っていこうという心構えのある業界・企業に身を置くことをオススメします。具体的に、どの分野かと言うと、インターネット・Web業界とハードウェア業界です。

 

ソフトウェア内でAIやブロックチェーンなどの最新の技術に携われる分野はインターネット・Web業界です。また、ハードウェア内でロボットの制御やIoT製品の制御などの最新の技術に携われる分野はハードウェア業界です。

 

 

ロボット

将来的に期待されている分野は?

続いて、将来的に期待されている分野で働きたいという志望理由の方向けの分野紹介です。将来的に期待されている分野で働きたいという方は「将来的に需要の高い分野で働いて市場価値を高めたい」「将来的に期待されている分野であれば仕事に困らないだろう」という方が多いと思います。

 

具体的に、どの分野かと言うと、インターネット・Web業界とソフトウェア業界です。

 

インターネット・Web業界で有名な企業といえばGoogle, Amazon, Facebook, Appleです。これらを略してGAFAと略すことが多いですが、皆さんがいつも使っているサービスだと思います。

 

これらの企業は世界の企業の時価総額ランキングで常にトップにいる企業であり、今後もインターネット・Web業界の企業が時価総額ランキングのトップにいることは間違いなく、将来的に期待されている分野と言えます。

 

また、ソフトウェア業界では業務の自動化など分野がかなり期待されており、技術が発展するにつれて自動化できることも多くなってきます。人間がやる必要のない業務は自動化することで効率的に仕事を進めたいとの要望がお客様から多くあり、今後もその依頼は増えていくでしょう。

 

 

IT業界全体の今後の動向

IT業界全体の今後の動向ですが、全体的に伸びていくと思われます。ただ、その需要とは裏腹に供給が追いついておらず、技術者が年々不足している傾向にあります。

 

また、IT業界は全体としてトレンドの移り変わりが激しいため、常に勉強を続ける必要はあるのですが、トレンドの技術を持っている技術者は転職においても強いです。

 

期待されている分野や最新技術の分野は特に人手不足となっており、その分野に従事しているエンジニアの市場価値はどんどん上がっていくでしょう。転職を考えるにあたって世の中の動向を正確に把握することは大事です。

 

 

まとめ:最新の技術か収入アップか?

IT業界のエンジニア 転職理由から分野を吟味してみる というテーマで今回はお伝えしました。いかがだったでしょうか? 今回お伝えしたかったことは以下のとおりです。

 

・収入アップを理由にして転職活動をするならば、インターネット・Web業界とソフトウェア業界を目指すべき

・最新の技術に携わることを理由にして転職活動をするならば、インターネット・Web業界とハードウェア業界を目指すべき

・将来的に期待されている分野で働くことを理由にして転職活動をするならば、インターネット・Web業界とソフトウェア業界を目指すべき

 

今回の記事を参考にして自分の志望理由に合う企業を是非見つけてみてください。

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