IT業界とは何? 深刻化するIT業界

最近ではITという言葉をあらゆる所で見聞きするようになりました。コンピューターやインターネットを活用することで、さまざまなことができるようになり、今や社会になくてはならない業界へと成長を続けています。

最近では、モノのインターネット(IoT)が注目され、リアルタイムであらゆるデータを収集することができるようになってきました。また、大量に生まれるいわゆるビッグデータから知見を引き出すデータサイエンスの需要が大きくなっています。機械学習や人工知能の発展に伴ってAIを扱えるエンジニアの存在感も日増しに大きくなっています。

このような背景から、ITが社会に普及することで人々の生活が変化していくことを表しているデジタルトランスフォーメーションという言葉もにわかに注目を浴びるようになりました。製造業でも、IoTやAIによる産業の効率化を意味するインダストリー4.0というコンセプトも登場しています。これらは、上記で紹介したテクノロジーがいかに私たちの生活に影響を与えるかを表現しています。

このように、ありとあらゆる分野や業界に大きな影響力を与えているのがIT業界の特徴であり魅力です。しかし、IT業界は順風満帆という訳ではありません。

経済産業省の調査では、2018年には24万人のエンジニアが不足していると試算されており、2030年には59万人のエンジニアが不足すると見込まれています。深刻な人材難によってIT業界の健全な発展にブレーキがかかってしまう可能性が指摘されています。紹介したようなITへの期待とは裏腹に、それに応えられる人材が極端に不足しているのがIT業界の抱える大きな課題のひとつなのです。

参考:「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」

そもそも資格は必要か?

すでにIT業界では深刻な人材不足が続いていると解説しました。そうであればIT業界は相当な売り手市場なのではないかと言うことができますが、この考え方はやや早計です。

理由はIT人材に求められる専門性にあります。すでに紹介したように、IT業界はどんどん新しい技術が生まれ、技術力や専門性のある人材が求められています。しかし、未経験からではこのようなさまざまな知識を初めから付けていくことは難しいものです。この意味では、資格を勉強すると専門的な知識を体系立てて勉強できるので効率の良いやり方だといえます。

また資格を持っていることで、必要な知識を持っていることを証明することができます。未経験からIT業界へ入る場合、その人がどの程度の能力や知識を持ってるのかが第三者からはわかりにくいものです。その際資格を持っていれば能力を証明することができます。

資格

 未経験でも挑戦できる資格3選

ここからは未経験者でも取りやすい3つの資格「ITパスポート」「マイクロソフトオフィススペシャリスト」「基本情報技術者」を紹介します。どの資格もある程度勉強することで比較的取得しやすいものですが、ITパスポートはITの初歩的な知識、MOSは日常業務でのパソコンスキル、基本情報技術者はIT業界で活躍するのに必要なスキルをそれぞれ証明できる資格です。

ITパスポート

ITパスポートは2009年からスタートした、非常に裾野の広い資格で未経験者でも十分チャレンジできるものになっています。試験を実施している独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、情報処理の促進に関する法律によって定められた経済産業大臣が実施している国家資格と明記されています。2011年からはComputer Based Testingと呼ばれるインターネット経由で受験ができるので忙しい人でも受けやすくなっています。

スキルレベルは1に分類されており、初級レベルの内容で構成されています。経営全般、IT管理、IT技術の分野から出題され、1問1点で100問100点満点です。合格ラインは6割の正答率で3つの各分野の満点の3割以上をクリアすることです。

基礎的なIT知識を身につけるために、大企業でも社員にITパスポートの取得が推奨されています。そのため、就職や転職に有利な資格であるともいえます。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は名前の通りマイクロソフトが認定する国際資格です。内容は、マイクロソフト社が提供しているMicrosoft Officeを使いこなす技量を証明するものでWord、Excel、PowerPointなどの基本操作が問われます。

MOSはスペシャリストレベルとエキスパートレベルの二段階が用意されています。スペシャリストレベルは普段利用する上で十分利用できるスキルがあるかどうかを証明するレベルです。一方エキスパートレベルはスペシャリストレベルを踏まえてより発展的な使い方ができるかを証明するレベルです。

基本的に誰でも受験でき、全国一斉試験と試験会場が随時募集している随時試験の2通りの受験方法を選ぶことができます。この資格で日常業務に必要なパソコンスキルを持っていることを証明することが可能で、転職にも有利な資格だといえます。

基本情報技術者

基本情報技術者はITパスポートと同様に国家資格の一つです。この試験の要綱には、「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身に付けた者」を対象者とすると記載されています。スキルレベルではITパスポートの1つ上のレベル2と位置付けられています。

試験内容はIT業界で働くに当たり必要な能力を広範に試される内容で、ソフトウェアやハードウェアなどのテクノロジ系、プロジェクトマネジメントやシステム監査などのマネジメント系、システム戦略や法務などのストラテジ系の3つのテーマから構成されています。

試験形式は午前に選択形式の問題、午後に記述式の問題をそれぞれ受験するようになっており、合格基準は午前と午後それぞれで6割以上得点することです。

基本情報技術者は多くのIT関連企業で取得が推奨されており、全社的に取得を推奨していたり、新入社員の人材育成に使われたりするほど注目されています。そのため、IT業界へ就職・転職を考えている人にとっては大きなメリットのある資格です。

転職をしよう エージェントと組んで情報戦を乗り切る

資格を取っても、持っているだけでは意味がありません。資格取得という強みを生かして転職活動をして次のステップへ進みましょう。

しかし、転職は情報戦でありどのくらい情報が集められるかが勝負になりますが、未経験だと一人でこれを行うのは無理があります。そこで、IT業界に未経験から転職する際には、業界のことに精通したエージェントと組んで転職活動を行うのが賢明です。

そこでお勧めしたいのがtechcareerです。IT業界に特化しているため、どんなスキルや経歴をどのように企業にアピールしたらよいか知り尽くしています。IT業界の転職のプロが、個別の応募先企業に対して最高の準備ができるようにサポートしてくれます。

まさに転職回数の多さのデメリットを最小限に、メリットを最大限にできる転職エージェントといえます。

まとめ:未経験者にもチャンス!?

IT業界は非常に進歩が速く、大きな将来性のある魅力的な業界です。しかし、IT業界を担うIT人材はかなり不足しています。このことは裏を返せば、未経験者であってもしっかりと知識とスキルを磨きさえすれば、十分に活躍するチャンスがあると見ることができます。

そのために未経験者でも比較的取得しやすい資格を取得することは、体系だった知識を身に付け、知識とスキルを証明する意味でとても有効な方法です。ぜひ、IT業界へ就職や転職を考えている人はこのような資格取得から取り組んでみてはいかがでしょうか。

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