プログラミング言語の人気は、世界の検索数や開発者アンケートで語られることがよくあります。しかし、エンジニアやエンジニアを目指す方にとって一番重要なのはどの言語で、どんな案件に参画できるかです。

そこでテクフリ(運営会社:アイデンティティー)がいま募集している案件をもとに、主要なプログラミング言語を5つの部門でランキングにしました。

  • 需要(募集中の案件数)
  • 高単価(月100万円以上の案件の割合)
  • フルリモート率
  • AIツールが必須スキルに入っている割合
  • 一緒に求められる言語の組み合わせ

結果を先にまとめると、TypeScriptとPythonが3部門で上位3位に入り、最も求められる事が多い組み合わせも「Python×TypeScript」でした。

集計の対象

  • 対象:2026年10月時点でテクフリが募集している案件
  • 言語:案件で求められているプログラミング言語ごとに集計。複数の言語が求めれらる案件は、それぞれの言語に数えています
  • ランキングの対象:募集中の案件が多い上位10言語(SQL・HTML・CSSは除く)
  • AIツール:Claude Code、Cursor、GitHub Copilot、Devin、生成AI・LLMを使った開発など

① 需要ランキング:募集中の案件数

テクフリの募集中の案件だけで、TypeScriptは190件、Pythonは162件あります。

テクフリで募集中の案件数のプログラミング言語ランキング(2026年10月16日時点)。1位TypeScript190件、2位Python162件、3位Java138件、4位JavaScript111件、5位Go66件、6位PHP65件、7位C#54件、8位Kotlin46件、9位Ruby43件、10位Swift29件
順位 言語 募集中の案件数
1位 TypeScript 190件
2位 Python 162件
3位 Java 138件
4位 JavaScript 111件
5位 Go 66件
6位 PHP 65件
7位 C# 54件
8位 Kotlin 46件
9位 Ruby 43件
10位 Swift 29件

ポイント

TypeScriptがJavaScriptを大きく上回りました。フロントエンドだけでなくサーバーサイドでも、型のある言語で書くことが前提になっていると読み取れます。Pythonは生成AIやデータ活用の案件で数を伸ばし、Javaは業務システムや大規模開発でいまも安定した需要があります。

② 高単価ランキング:月100万円以上の案件の割合

Rubyの案件は約4割が月100万円以上で、単価の中央値も最も高い99万円でした。

順位 言語 月100万円以上の割合 単価の中央値
1位 Ruby 40% 99万円
2位 Python 36% 88万円
2位 Go 36% 88万円
4位 TypeScript 30% 88万円
5位 Swift 24% 88万円
6位 Kotlin 20% 88万円
7位 PHP 17% 88万円
8位 JavaScript 14% 77万円
9位 Java 12% 77万円
10位 C# 4% 77万円

ポイント

Rubyは自社サービスを持つ企業で使われることが多く、少人数のチームで開発全体を任せられる人が必要とされやすい案件でよく用いられます。Goはアクセスの多いサービスにおいて、レイテンシを改善する、サーバーコストを低減するような業務が求められるため、経験者の数に対して需要が上回っています。一方、JavaとC#は需要が高い一方、供給も多いため単価はそこまで高くありません。

③ フルリモート率ランキング

TypeScriptとRubyは、約半数の案件がフルリモートです。

テクフリで募集中の案件のフルリモート率のプログラミング言語ランキング。1位TypeScript49.5%、2位Ruby48.8%、3位Kotlin45.7%、4位Swift41.4%、5位Python35.8%、6位Java33.3%、7位Go31.8%、8位PHP29.2%、9位JavaScript27.0%、10位C#20.4%
順位 言語 フルリモート率
1位 TypeScript 50%
2位 Ruby 49%
3位 Kotlin 46%
4位 Swift 41%
5位 Python 36%
6位 Java 33%
7位 Go 32%
8位 PHP 29%
9位 JavaScript 27%
10位 C# 20%

※初日のみ出社・緊急時のみ出社の案件もフルリモートに含めています。

ポイント

ランキング上位は、Webサービスやスマートフォンアプリの開発で使われる言語が占めました。自社サービスの開発は、チームの体制も開発環境もリモートを前提に整えられていることが多いためです。C#やJavaは業務システムの案件が多く、対面での作業も必要とされやすいため出社とリモートを組み合わせる働き方が主流です。

④ AIツール必須率ランキング

Pythonの案件は約3割で、Claude CodeやCursorなどAIツールを使った開発経験が必須スキルに入っています。

テクフリで募集中の案件のうちAIツールを使った開発経験が必須の割合のプログラミング言語ランキング。1位Python32.7%、2位Go24.2%、3位TypeScript22.6%、4位PHP12.3%、5位JavaScript11.7%、6位Ruby11.6%、7位Kotlin10.9%、8位C#7.4%、9位Swift6.9%、10位Java5.8%
順位 言語 AIツールが必須の案件の割合
1位 Python 33%
2位 Go 24%
3位 TypeScript 23%
4位 PHP 12%
5位 JavaScript 12%
6位 Ruby 12%
7位 Kotlin 11%
8位 C# 7%
9位 Swift 7%
10位 Java 6%

ポイント

Pythonは生成AIを組み込むプロダクトの開発が多く、AIを作るスキルとAIで作るスキルの両方のスキルが求められています。GoとTypeScriptは新しい開発組織で採用されることが多くなっており、少人数で効率よく完成させることを目的として、AIツールを前提にした開発の進め方が広がっています。言語の将来性を考えるときは、言語そのものに加えて、AIツールを使いこなせるかも問われる段階に入っています。

⑤ 組み合わせランキング:一緒に求められる言語

最も多い組み合わせは「Python×TypeScript」で、両方のスキルを求められる案件が63件あります。

テクフリで募集中の案件で一緒に求められるプログラミング言語の組み合わせランキング。1位Python×TypeScript63件、2位JavaScript×TypeScript41件、3位Java×JavaScript40件、4位Java×TypeScript33件、5位Ruby×TypeScript26件
順位 組み合わせ 募集中の案件数
1位 Python × TypeScript 63件
2位 JavaScript × TypeScript 41件
3位 Java × JavaScript 40件
4位 Java × TypeScript 33件
5位 Ruby × TypeScript 26件

ポイント

上位5組のうち4組にTypeScriptが入っています。TypeScriptだけを求める案件は1割強で、ほかの言語とセットで求められる側面が強い言語です。Python×TypeScriptは、AI機能を備えたWebサービスを画面から裏側までをフルスタックで作りあげる案件でよく見られる典型的な組み合わせです。得意言語がどちらか一方なら、もう一方を身につける事ができると参画できる案件の幅が大きく広がります。

まとめ:部門をまたいで強いのはTypeScriptとPython

TypeScriptとPythonは、①〜④のうち3部門で上位3位に入りました。

部門 1位 2位 3位
① 需要 TypeScript Python Java
② 高単価 Ruby Python・Go -
③ フルリモート TypeScript Ruby Kotlin
④ AIツール必須 Python Go TypeScript
⑤ 組み合わせ Python×TypeScript JavaScript×TypeScript Java×JavaScript

これから学ぶ言語や次の案件を選ぶときは、案件の数だけでなく、単価・働き方・AIへの対応もあわせて見ると判断しやすくなります。特にPythonとTypeScriptは組み合わせでも求められており、両方を扱えると選べる案件が大きく増えます。

言語ごとの単価相場や案件例は、次の記事で詳しく解説しています。

テクフリでは、今回取り上げた言語の案件を多数募集しています。新規登録から参画までは最速2日・平均14日です。得意な言語で参画できる案件を探したい方は、まずは無料登録からご相談ください。

よくある質問

Q. いま需要が高いプログラミング言語は?

A. フリーランス案件では、TypeScript、Python、Javaの順に募集が多くなっています。TypeScriptはフロントエンドとサーバーサイドの両方で使われ、Pythonは生成AIやデータ活用の案件で需要が伸びています。

Q. 単価が高いプログラミング言語は?

A. 月100万円以上の案件の割合では、Ruby、Python、Goが上位です。いずれも自社サービスの開発やAI関連の開発で使われることが多く、開発全体を任せられる経験者ほど単価が上がりやすい傾向があります。

Q. 将来性のあるプログラミング言語は?

A. 案件の必須スキルにAIツールが入る割合が高いPython、Go、TypeScriptは、新しい開発の進め方とともに需要が続きやすい言語です。どの言語を選ぶ場合も、Claude CodeやCursorなどを使った開発経験は強みになります。

Q. フルリモートで働きやすい言語は?

A. TypeScriptとRubyは約半数の案件がフルリモートです。KotlinやSwiftなどスマートフォンアプリの言語も、リモートの案件が多くなっています。

Q. JavaScriptの経験がある人が次に学ぶなら?

A. TypeScriptです。案件数でも単価でもJavaScriptを上回っているうえ、似ている部分も多いためJavaScriptの知識をそのまま活かす事ができます。さらにPythonかGoを組み合わせると、需要がかなり高まっているフルスタック案件に応募できます。

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